こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
昨日、以前、ワンルームマンションを紹介させてもらったお客さんからバレンタインチョコを頂きました。
こういった気遣い、おっさんになればなるほど、うれしいです。
既に嫁さんからさえ、チョコをもらうことはないですからね。
感謝!
さて、本日は25坪は何平米になるのかということについてお伝え致します。
25坪というのは都市圏の駅近戸建の敷地面積としては、かなりよく見る数字です。
実際、私自身も過去に何度となく土地面積25坪の物件の取引に関わった経験があります。
そんな25坪という広さについて平米数はもちろんのこと、広さのイメージや建築可能な建物の規模など、なるべく具体的な数字を用いて解説していきますので、興味のある方は是非、最後までお付き合い下さい。
それでは、早速、本題に入って参ります。
25坪は82.64475平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で53.48206畳、京間で45.30838畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
82平米オーバー。
やっぱり70平米台とは印象が大きく異なってくるような気がします。
まあ、あくまで私の個人的な感覚の話にはなってしまいますが。
なお、25坪以外の坪数の土地の平米数を計算したい場合には以下の記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
坪数を入力すると平米数が自動的に表示されます。
上の記事では坪数を畳数に換算するフォームなんかも紹介しているから、是非、使ってみてね。
広さのイメージは?
ここでは25坪の土地の広さをイメージしやすいように整形地とした場合の間口(道路に接している部分の長さ)と奥行の組み合わせパターンを確認したいと思います。
下表のとおりです。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 9.091m | 9.091m |
3:4 | 7.873m | 10.497m |
3:5 | 7.042m | 11.736m |
1:2 | 6.428m | 12.856m |
1:3 | 5.249m | 15.746m |
間口が駐車場2台分、とれるぐらいに広くても、奥行も結構、深くなることがわかります。
すごく広い土地というわけではありませんが、建物敷地として非常に使い勝手が良さそうな印象を受けます。
なお、25坪の土地について、実際の間口(もしくは奥行)の長さから奥行(もしくは間口)の長さを算出したい場合には以下の計算フォームをご利用下さい。
間口(もしくは奥行)の長さを入力すると奥行(もしくは間口)の長さが自動表示されます。
25坪は普通乗用車(約8㎡)、10.33台分ほどの広さなんだって。
まあまあ、広い感じがするよね。
25坪の土地での建物建築面積は?
次に25坪の土地に建築することができる建物の規模について確認します。
土地に建築することができる建物の規模は、その土地に適用される建ぺい率と容積率によって決定されます。
25坪の土地に建築できる建物の建ぺい率ごとの建築面積の上限は以下のとおりになります。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 7.5坪≒24.793平米(㎡) |
40% | 10坪≒33.058平米(㎡) |
50% | 12.5坪≒41.322平米(㎡) |
60% | 15坪≒49.587平米(㎡) |
70% | 17.5坪≒57.851平米(㎡) |
80% | 20坪≒66.116平米(㎡) |
90% | 22.5坪≒74.38平米(㎡) |
100% | 25坪≒82.645平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率60%なら建築面積の上限は49.587平米となりますので、各階同じ広さなら、2階建てで100平米弱の建物を建築できることになります。
25坪は建ぺい率が60%以上であれば、2階建て戸建の敷地として十分な広さと判断することができそうです。
25坪の土地での建物延床面積は?
25坪の土地に建築できる建物の容積率ごとの延床面積の上限は以下のとおりになっています。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 12.5坪≒41.322平米(㎡) |
60% | 15坪≒49.587平米(㎡) |
80% | 20坪≒66.116平米(㎡) |
100% | 25坪≒82.645平米(㎡) |
150% | 37.5坪≒123.967平米(㎡) |
200% | 50坪≒165.29平米(㎡) |
300% | 75坪≒247.934平米(㎡) |
400% | 100坪≒330.579平米(㎡) |
500% | 125坪≒413.224平米(㎡) |
600% | 150坪≒495.869平米(㎡) |
700% | 175坪≒578.513平米(㎡) |
800% | 200坪≒661.158平米(㎡) |
1000% | 250坪≒826.448平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率が150%あれば、全く問題なしですね。
容積率が100%だと、少し建物規模が小さくなってしまうかも。
やはり、容積率150%は欲しいところです。
ちなみに低層住専用地域では容積率が100%以下になっているところが多いんだって。
頭の片隅に留めておいてね。
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