こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
つい、さきほど、知り合いの不動産屋さんが倒産したという話を聞きました。
どうやら、コロナは、不動産業界にも深刻な影響を及ぼしつつあるようです。
わざわざ、この時期に引っ越しをしなくてもと考える方が多いのかもしれませんね。
いずれにしても明日は我が身。
私自身も気を引き締めます。
さて、本日は24坪は何平米になるのかということについてお伝えします。
24坪の広さのイメージや建築可能な建物規模などについても具体的な数字を用いて紹介していきますので、興味のある方は是非とも最後までお付き合い下さい。
それではズバリ本題から参ります。
24坪は79.33896平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で51.34277畳、京間で43.49604畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
ほぼ80平米ですね。
こうなってくると、そこそこ広い印象になってきます。
それでは以下、24坪の広さについてさらに詳しく見ていきましょう。
なお、24坪以外の坪数の平米数について知りたいという方は以下の記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
任意の坪数を入力すると平米数が自動表示されるようになっています。
24坪というのは、どれくらいの広さになるんだろうか。
興味深いな。
広さのイメージは?
ここでは24坪の広さをイメージしやすいように車の台数でたとえてみましょう。
24坪は普通乗用車(約8㎡)に換算すると、9.92台分ほどの広さになります。
ほぼ車、10台分ということですね。
これは結構、イメージしやすいのではないでしょうか。
さらに、より広さをイメージしてもらいやすいように24坪の土地の間口と奥行きの組み合わせを以下に紹介しておきます。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 8.907m | 8.907m |
3:4 | 7.714m | 10.285m |
3:5 | 6.9m | 11.499m |
1:2 | 6.298m | 12.597m |
1:3 | 5.143m | 15.428m |
間口と奥行きの比率3:5あたりだと、間口もそれなりに広く、かつ、奥行もしっかりとある感じの土地になりそう。
色んな建築プランが考えられそうです。
なお、上の表に掲載されている以外の間口と奥行の組み合わせパターンを知りたいという方は、以下の計算フォームをご利用下さい。
間口(もしくは奥行)のメートル数を入力すると奥行(もしくは間口)のメートル数が表示されるようになっています。
24坪は車、10台分ほどの広さになるのね。
これはイメージしやすいわ。
24坪の土地での建物建築面積は?
それでは次に24坪の土地に建築可能な建物の規模について見ていきましょう。
建築可能な建物の規模は、その敷地となる土地に適用される建ぺい率に基づく建築面積の上限と容積率に基づく延床面積の上限によって決定づけられます。
まずは24坪の土地の、建ぺい率ごとの建築面積の上限から確認していきます。
次のとおりです。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 7.2坪≒23.802平米(㎡) |
40% | 9.6坪≒31.736平米(㎡) |
50% | 12坪≒39.669平米(㎡) |
60% | 14.4坪≒47.603平米(㎡) |
70% | 16.8坪≒55.537平米(㎡) |
80% | 19.2坪≒63.471平米(㎡) |
90% | 21.6坪≒71.405平米(㎡) |
100% | 24坪≒79.339平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率が60%で、95平米超の2階建ての建物が建築できることになります。
建ぺい率が50%以下であることが多い、低層住居専用地域でない限り、十分、2階建て建物の敷地になりうる広さということができるでしょう。
24坪の土地での建物延床面積は?
次に24坪の土地の、容積率ごとの延床面積の上限を確認していきます。
下表のとおりです。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 12坪≒39.669平米(㎡) |
60% | 14.4坪≒47.603平米(㎡) |
80% | 19.2坪≒63.471平米(㎡) |
100% | 24坪≒79.339平米(㎡) |
150% | 36坪≒119.008平米(㎡) |
200% | 48坪≒158.678平米(㎡) |
300% | 72坪≒238.017平米(㎡) |
400% | 96坪≒317.356平米(㎡) |
500% | 120坪≒396.695平米(㎡) |
600% | 144坪≒476.034平米(㎡) |
700% | 168坪≒555.373平米(㎡) |
800% | 192坪≒634.712平米(㎡) |
1000% | 240坪≒793.39平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率150%で120平米弱の建物を建築できることがわかります。
ただし、この容積率をフルに活用するためには基本的に3階建て以上の建物にする必要はありますが。
容積率100%だと、さすがにまだ、ちょっと建物が小さくなってしまいそうだね。
24坪の土地の価格を計算しよう!
24坪の土地について土地価格と坪単価を自動計算できるフォームを作ってみました。
不動産購入の際には土地価格が相場に比べて高いのか安いのかを検討することになると思いますが、その検討の際に是非ともご利用になって下さい。
坪単価の確認は必ず、やってみてね。
高い買い物をすることを避けられるはず。