こんにちは、やっせです。
実は私、ながらく不動産関連の仕事もやっているのですが、そのお客さんとのやりとりの中でつまづくことが多いのが土地の広さに関するコミュニケーションです。
我々、業界人はついつい土地の広さを「~坪ほどです。」とやってしまうのですが、お客さんの側は今一つピンと来ないことが多い。
それは、そうですよね。
そもそも1坪がどれくらいの広さなのか、感覚的にわかっていないと、30坪だとか、40坪だとか言われても広さをイメージできるわけないですから。
そこで今回はこの問題を解消するべく、坪数から平米数を簡単に求めることができる計算式をご紹介したいと思います。
平米数がわかれば、一般の方でも大体、広さのイメージができると思いますので。
さらに坪数を入力すると平米数が自動計算されるフォームなどもご用意していますので興味のある方は是非、最後までお付き合い下さい。
それでは早速いってみましょう。
たしかに何坪とか言われても、どれくらいの広さなのかイメージしにくいよな。
この機会にしっかりと広さの感覚をマスターしようっと。
坪数を平米(㎡)数に換算する計算式
坪数を平米(㎡)数に換算する計算式は次のとおりになります。
坪数×3.30579=平米数
たとえば5坪を平米数に換算する場合なら
5坪×3.30579=16.52895
と計算してやればいいわけです。
簡単ですよね。
ただし、計算が面倒くさいのは紛れもない事実だと思います。
そんな、あなたのために坪数を入力すれば平米数に自動換算される計算フォームをご用意しましたので、是非ともご利用になって下さい。
坪数・平米数一覧表
主な坪数ごとの平米数(㎡)一覧表を作成しましたので、参考までにご覧になって下さい。
坪表記の場合の土地の広さの感覚がかなり、つかみやすくなると思います。
坪数 | 平米数 | 正方形時の1辺の長さ | 広さのイメージ |
---|---|---|---|
1坪 | 3.30579平米(㎡) | 約1.82m | 自転車を2台止められる駐輪スペース |
5坪 | 16.52895平米(㎡) | 約4.07m | ちょっと大きめの車を止められる駐車場 |
10坪 | 33.05790平米(㎡) | 約5.75mm | 連棟戸建ての1軒あたりの敷地面積 |
15坪 | 49.58685平米(㎡) | 約7.04m | 都会の3階建戸建の標準的な敷地面積。駐車場スペースが1台分ぐらいは確保できる。 |
30坪 | 99.17370平米(㎡) | 約9.96m | 都会の2階建て戸建の標準的な敷地面積。駐車場をギリギリ2台分、確保できるぐらい。 |
50坪 | 165.28950平米(㎡) | 約12.86m | 都会では、立派な部類の2階建て戸建の敷地面積。駐車場を2台分をとって、なお、小さながらも庭を持てるイメージ。 |
100坪 | 330.579平米(㎡) | 約18.18m | 都会ではかなり立派な戸建の敷地面積。どちらかというと郊外の住宅街に多い広さである。田舎では標準程度の戸建の敷地面積。 |
300坪 | 991.73700平米(㎡) | 約31.50m | 都会では完全に豪邸レベル、高級外車が止まっているようなお屋敷のイメージ。 田舎でも、ちょっと広めの戸建の敷地。 |
500坪 | 1652.895平米(㎡) | 約40.66m | ちょっと駐車場狭めののコンビニの敷地の広さのイメージ。田舎でも、かなり目立つ豪邸の敷地。 |
1000坪 | 3305.79平米(㎡) | 約57.50m | 食品スーパーや中規模工場の敷地の広さのイメージ。田舎では庄屋さん・名主さんクラスの家の敷地の広さ。 |
都会と田舎では広さの感覚に随分、差があるのね。
坪単価が全く違うから当然と言えば当然か。
坪数を畳数に換算すると?
時々ですが、お客さんから一坪って畳、何枚分ですか?と質問されることがあります。
慣れ親しんだものだけあって畳に換算するとイメージがしやすいようです。
とは言っても畳って実は地方によってサイズが微妙に異なるため、広さを表現するための一律の基準として用いることが難しかったりします。
ここでは参考までに関東地方で良く用いられる畳の規格サイズである江戸間と関西地方でよく用いられる畳の規格サイズである京間を取り上げ、1坪が畳何枚分になるかを表現したいと思います。
江戸間の場合、1坪は畳2.139枚分
京間の場合、1坪は畳1.812枚分
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
あえて平均をとると1坪は畳2枚分ほどと表現することができそうです。
ざっくりと1坪は畳2枚分ほどと覚えておきましょう。
なお、面倒くさがり屋のあなたのために坪数を畳数に換算する計算フォームも用意しましたので、必要があればご利用ください。
地方によって畳のサイズが異なるっていうのは、ややこしいな。
僕は1坪、畳2枚ということで覚えておこう。
土地の坪数と間口の長さから奥行の長さを計算するには?
坪数ごとの土地の広さのイメージをつかむ、最も簡単な方法は間口の長さと奥行の長さを把握することでしょう。
しかし、坪数を一旦、平米数に直してから間口の長さで割るという計算は結構、面倒くさいですよね。
そこで、ここでは土地の坪数と間口の長さを入力するだけで奥行の長さが自動で表示される計算フォームを紹介しておきますので、是非ともご利用になって下さい。
これは、かなり楽ちんな計算フォームだね。
土地の価格と坪単価を計算しよう
不動産取引の場面では土地の価格を表現するのに「坪単価~万円くらい」などという言い方がよくされます。
その場合、単純に坪単価に土地の坪数をかければ土地価格を求めることができるわけですが、この計算も電卓がなければ結構、難しかったりします。
そこで手元に電卓がない場合に備えて坪単価と坪数から土地価格を求めることができる計算フォームを用意しておきますので、必要に応じてご利用になって下さい。
また、土地価格の高い、安いを判断するためには、逆に土地価格から坪単価を計算してみるということもよくあります。
その場合に備えて土地価格と坪数から坪単価を求めることができる計算フォームも用意しておきますので、こちらも合わせてご利用になって下さい。
土地価格が高いのか安いのかを判断するためには最低限、坪単価がいくらになるのかを確認する必要があります。
知らないうちにムダに高い買い物をすることがないように気をつけて!
もうある程度、お目当ての広さがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
当サイトでは個別の広さにあわせたコンテンツも作っておりますので是非、是非、参考にして頂ければと思います。