こんにちは、不動産大好きおやじ、やっせです。
さて、今回も前回に引き続き、坪・平米の換算シリーズです。
今回は11坪は何平米になるのか等についてお伝えしていきます。
11坪というと、かなり狭い印象がありますが、実際のところはどの程度の広さになるのでしょうか。
また、どの程度の規模の建物を建てることができるのでしょうか。
不動産マニアの私としては大いに気になるところです。
とまあ、余計な前置きはさておき、早速、結論部分から見ていきましょう。
11坪は36.36369平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で23.5321畳、京間で19.93569畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
思っていたより広そうな気もしますが、今一つピンと来ませんね。
次項より、もう少し踏み込んで11坪の広さについて確認してみましょう。
※11坪以外の土地の平米数をお知りになりたいという方は、こちら記事で紹介している坪・平米数換算フォームをご利用下さい。
坪数を入力するだけで自動的に平米数が表示されます。
広さのイメージは?
ここでは11坪の土地の広さのイメージをつかむために自動車の台数に置き換えて見ましょう。
11坪の土地の広さは普通乗用車(約8㎡)でいうと、4.55台分ほどの広さということになります。
やっぱり、かなり狭いんだなということがわかりますね。
以下、さらにイメージしてもらいやすくするために11坪の整形地(長方形の土地のこと)の間口と奥行のパターンをいくつか掲載しておきます。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 6.03m | 6.03m |
3:4 | 5.222m | 6.963m |
3:5 | 4.671m | 7.785m |
1:2 | 4.264m | 8.528m |
1:3 | 3.482m | 10.445m |
うん、これでかなりイメージしやすくなりましたね。
11坪の土地の上記以外の間口と奥行のパターンを知りたいという方は、こちらのフォームをご利用になって下さい。
間口(もしくは奥行)の長さを入力すると奥行(もしくは間口)の長さが自動的に表示されます。
なるほど、これは便利だね。
11坪の土地での建物建築面積は?
11坪の土地の建ぺい率ごとの建築面積の上限は以下の表のとおりになっています。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 3.3坪≒10.909平米(㎡) |
40% | 4.4坪≒14.545平米(㎡) |
50% | 5.5坪≒18.182平米(㎡) |
60% | 6.6坪≒21.818平米(㎡) |
70% | 7.7坪≒25.455平米(㎡) |
80% | 8.8坪≒29.091平米(㎡) |
90% | 9.9坪≒32.727平米(㎡) |
100% | 11坪≒36.364平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建築面積というのは大体、1階部分のことだと思えばいいわけね。
11坪の土地での建物延床面積は?
次は延床面積について確認しておきましょう。
11坪の土地の容積率ごとの建物の延床面積の上限は以下のとおりになります。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 5.5坪≒18.182平米(㎡) |
60% | 6.6坪≒21.818平米(㎡) |
80% | 8.8坪≒29.091平米(㎡) |
100% | 11坪≒36.364平米(㎡) |
150% | 16.5坪≒54.546平米(㎡) |
200% | 22坪≒72.727平米(㎡) |
300% | 33坪≒109.091平米(㎡) |
400% | 44坪≒145.455平米(㎡) |
500% | 55坪≒181.818平米(㎡) |
600% | 66坪≒218.182平米(㎡) |
700% | 77坪≒254.546平米(㎡) |
800% | 88坪≒290.910平米(㎡) |
1000% | 110坪≒363.637平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
11坪でも建ぺい率と容積率次第では、それなりの家を建てることができそうだね。
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