こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
本日は31坪は何平米あるのかということについてお伝えしていきます。
個人的には31坪という数字は、馴染みがあるというか、すごく親しみを感じる数字なんですよね。
理由はズバリ、我が家が31坪だから。(笑)
住宅ローン完済まであと約2年。
ここまで本当にとてつもなく長かった!!
まあ、そんなどうでもいい、おっちゃんのローン返済の苦労話はさておき、早速、本題に入って参りましょう。
まずはズバリ結論です。
31坪は102.4795平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で66.31775畳、京間で56.18239畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
おお、100平米オーバーです!
大都市圏ではまあまあの広さかと思います。
田舎の人にすれば、猫の額ほどの土地かもしれませんが。
以下、31坪という広さについてさらに多角的に検討して参ります。
なお、31坪以外の坪数の土地の平米数をお知りになりたい方は、以下の記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
電卓などと違って、打ち間違いなく、サクッと平米数を計算することができます。
色々と便利な計算フォームが紹介されているから是非、使ってみて。
ブックマーク必須だよ!!
31坪の土地の間口と奥行の長さは?
ここでは31坪の土地の広さを把握するために、整形地であるとした場合の間口と奥行の長さの組み合わせを確認してみましょう。
以下の表のとおりになります。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 10.123m | 10.123m |
3:4 | 8.767m | 11.689m |
3:5 | 7.841m | 13.069m |
1:2 | 7.158m | 14.316m |
1:3 | 5.845m | 17.534m |
理想はやはり比率3:5あたりでしょうか。
31坪ともなると比率3:4あたりでも問題なく建物と駐車場を配置することができそうです。
なお、31坪の土地について実際の間口(もしくは奥行)の長さから奥行(もしくは間口)の長さを計算したいという場合には以下の計算フォームをご利用下さい。
間口(もしくは奥行)の長さを入力すると奥行(もしくは間口)の長さが自動計算されます。
31坪は普通乗用車12.81台分の広さなんだって。
31坪の土地の建築面積の上限は?
次に31坪の土地に建築できる建物の大きさを見てみましょう。
土地に建築できる建物の大きさは、その土地に適用される建ぺい率に基づく建築面積の上限と容積率に基づく延床面積の上限によって、概ね、決まることになります。
まずは適用建ぺい率に基づく建築面積の上限から。
31坪の土地に建築できる建物の適用建ぺい率に基づく建築面積の上限は以下のとおりになります。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 9.3坪≒30.744平米(㎡) |
40% | 12.4坪≒40.992平米(㎡) |
50% | 15.5坪≒51.24平米(㎡) |
60% | 18.6坪≒61.488平米(㎡) |
70% | 21.7坪≒71.736平米(㎡) |
80% | 24.8坪≒81.984平米(㎡) |
90% | 27.9坪≒92.232平米(㎡) |
100% | 31坪≒102.479平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率50%で建築面積の上限が51.24平米ですので各階を同じ広さにするのであれば、2階建てで100平米超の建物を建築することができることになります。
普通の家の敷地とするなら、必要十分な広さと言えるでしょう。
31坪の土地での建物延床面積は?
次に適用容積率に基づく延床面積の上限について。
31坪の土地に建築できる建物の適用容積率に基づく延床面積の上限は以下のとおりになります。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 15.5坪≒51.24平米(㎡) |
60% | 18.6坪≒61.488平米(㎡) |
80% | 24.8坪≒81.984平米(㎡) |
100% | 31坪≒102.479平米(㎡) |
150% | 46.5坪≒153.719平米(㎡) |
200% | 62坪≒204.959平米(㎡) |
300% | 93坪≒307.438平米(㎡) |
400% | 124坪≒409.918平米(㎡) |
500% | 155坪≒512.397平米(㎡) |
600% | 186坪≒614.877平米(㎡) |
700% | 217坪≒717.356平米(㎡) |
800% | 248坪≒819.836平米(㎡) |
1000% | 310坪≒1024.795平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率100%で100平米を超える建物を建築することができるのですから、通常の住宅用の敷地としては十分な広さと言えると思います。
さらに容積率が150%あれば、延床面積の上限は150平米を超えますから、一般的な規模の二世帯住宅も建築可能となります。
へえ、思っていたより、大きな建物が建てられるんだね。
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