こんにちは、不動産大好き男、やっせです。
昨日、アマゾンプライムで亀梨和也くん主演の映画「事故物件」を見ました。

ネタばれになるので詳しくは書きませんが、物件を紹介する立場にある者としては、中々にゾッとするエンディングでした。
テンポよく進む、割と見やすい映画だと思いますので、あなたも機会があれば是非。

さて、本日は23坪は何平米になるのかということについてお伝えしていきます。
もちろん、いつものように23坪の広さのイメージや、23坪の土地に建築することができる建物の規模感などについても詳しくお伝えしていきますので興味のある方は是非、最後までお付き合い下さいね。

それでは、まずはズバリ結論です。

23坪76.03317平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で49.20349畳、京間で41.68371畳の広さです。

1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。

いかがでしょうか。
平米数に換算すると70平米台後半ということになり、結構、広そうな感じがしますよね。
それでは以降、さらに詳しく検討していきたいと思います。

※23坪以外の坪数の平米数を知りたい場合には、こちらのページに掲載している坪・平米簡単計算フォームをご利用下さい。

まことくんまことくん

すごく便利なフォームなんだ。
是非とも使ってみてね。

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広さのイメージは?

広さのイメージをつかむには、土地が整形地とした場合の間口と奥行の長さがどれくらいになるのかを知ることが、もっとも手っ取り早いでしょう。
そこでここでは、23坪の整形地の間口と奥行の主な組み合わせパターンを確認しておきたいと思います。

間口と奥行きの比率間口(もしくは奥行)奥行(もしくは間口)
1:18.72m8.72m
3:47.551m10.069m
3:56.754m11.257m
1:26.166m12.332m
1:35.034m15.103m

23坪ともなると間口と奥行の比率が1:3でも間口が5メートルを超えてくるのですね。
これなら、多少、間口と奥行の比率が悪くても購入対象とすることができそうです。

なお、23坪の土地について実際の間口(もしくは奥行)のメートル数から、奥行(もしくは間口)のメートル数を計算したいという方はこちらのフォームをご利用下さい。
間口(もしくは奥行)のメートル数を入力すると奥行(もしくは間口)のメートル数が自動計算されます

あっこちゃんあっこちゃん

23坪は、普通乗用車(約8㎡)、9.5台分ほどの広さになるんだって。
結構、広そうだよね。

23坪の土地での建物建築面積は?

次に23坪の土地に建築することができる建物の大きさについて確認していきます。

土地に建築することができる建物の大きさは、都市計画等により、その土地に適用される建ぺい率や容積率によって決まることになります。
まずは23坪の土地に建築できる建物の、適用される建ぺい率ごとの建築面積の上限について見て参りましょう。

建ぺい率建築面積の上限
30%6.9坪≒22.81平米(㎡)
40%9.2坪≒30.413平米(㎡)
50%11.5坪≒38.017平米(㎡)
60%13.8坪≒45.62平米(㎡)
70%16.1坪≒53.223平米(㎡)
80%18.4坪≒60.827平米(㎡)
90%20.7坪≒68.43平米(㎡)
100%23坪≒76.033平米(㎡)

※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。

建ぺい率が60%あれば、2階建てでも90平米超の建物を建築できることがわかります。
土地の形にもよりますが23坪あれば2階建てにすることも十分、選択肢に入ってきそうです。

23坪の土地での建物延床面積は?

23坪の土地に建築できる建物の、適用される容積率ごとの延床面積の上限は以下のとおりです。

容積率延床面積
50%11.5坪≒38.017平米(㎡)
60%13.8坪≒45.62平米(㎡)
80%18.4坪≒60.827平米(㎡)
100%23坪≒76.033平米(㎡)
150%34.5坪≒114.05平米(㎡)
200%46坪≒152.066平米(㎡)
300%69坪≒228.1平米(㎡)
400%92坪≒304.133平米(㎡)
500%115坪≒380.166平米(㎡)
600%138坪≒456.199平米(㎡)
700%161坪≒532.232平米(㎡)
800%184坪≒608.265平米(㎡)
1000%230坪≒760.332平米(㎡)

※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。

容積率が150%を超えていれば、かなり大きな建物を建築することができそうです。

ちなみに住居系の用途地域内にある土地であっても、低層住居専用地域内でさえなければ、ほとんどの場合、その容積率は150%を超えることになります

まことくんまことくん

容積率200%ともなれば、延床面積が150平米を超えることもできるのか。
ちょっとした豪邸レベルだよね。

23坪の土地の価格を計算しよう!

不動産の購入に際しては事前にその価格の妥当性を検討することが必要です。

23坪の土地の価格の妥当性を検討するためのツールとして坪単価から土地価格を算定する計算フォームと土地価格から坪単価を算定する計算フォームを、それぞれ用意致しましたので是非ともご活用下さい。


あっこちゃんあっこちゃん

信じられるのは自分だけだと思って、しっかりと価格の妥当性について検討してね。

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