こんにちは、気になる不動産を見かけると無意識に価格査定をやってしまうほどの、不動産オタクやっせです。
今日も頼まれもしないのに勝手に3件ほど、価格査定をやってしまいました。(笑)
さて、今回は13坪は何平米になるのかということについてお届けしたいと思います。
某有名ホラー映画に影響されてか、個人的には13という数字にあまりいい印象がありませんが、実は13坪って結構、見る数字なんですよね。
特にバブル期前後に建てられた3階建て住宅では多いような気がします。
ひょっとすると少しでも土地価格を抑えようという意図があって敷地面積を削った結果かもしれませんね。
なにしろ当時は、一坪、敷地面積を削るだけで百数十万円もの原価の削減ができたわけですから。
まあ、そんな私のどうでもいい憶測はさておき、早速、13坪は何平米あるのかということについて具体的に話を進めて参りましょう。
ズバリ結論です。
13坪は42.97527平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で27.81067畳、京間で23.56036畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
広いとか狭いとかいう話以前に、13という、もともとの数字の印象が悪い上に平米数に直すと42(死に)って、どんだけ感じの悪い坪数やねんと突っ込みそうになります。
すいません、今日はどうも話がどうでもいい方向に流れてしまいますね。(笑)
なお、13坪以外の坪数の平米数を合わせて知りたいという方はこちらの記事をご覧になって下さい。
任意の坪数を平米数に自動的に換算してくれる計算フォームを掲載しておりますので。
広さのイメージは?
13坪の広さをもう少し具体的にイメージしてもらえるように車の台数で表現してみたいと思います。
13坪は普通乗用車(約8㎡)、5.37台分ほどの広さということになります。
イメージできましたでしょうか?
それではイメージしにくいという方のために、13坪の土地の間口と奥行のパターンも示しておきましょう。
長方形の13坪の土地の間口と奥行のパターンには以下のようなものがあります。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 6.556m | 6.556m |
3:4 | 5.677m | 7.57m |
3:5 | 5.078m | 8.463m |
1:2 | 4.635m | 9.271m |
1:3 | 3.785m | 11.355m |
これでかなりイメージしやすくなったのではないでしょうか。
13坪の土地について上記以外の間口と奥行のパターンを知りたいという方もいらっしゃることでしょう。
そういう方のために間口・奥行計算フォームを用意致しましたので、必要であればご利用下さい。
すごく便利な計算フォームだから是非、使ってみてね。
13坪の土地での建物建築面積は?
それでは次に13坪の土地にはどれくらいの規模の建物を建築することができるのか確認しておきましょう。
まずは建築面積の上限についてです。
13坪の土地に建築可能な建物の建ぺい率ごとの建築面積の上限は下表のとおりです。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 3.9坪≒12.893平米(㎡) |
40% | 5.2坪≒17.19平米(㎡) |
50% | 6.5坪≒21.488平米(㎡) |
60% | 7.8坪≒25.785平米(㎡) |
70% | 9.1坪≒30.083平米(㎡) |
80% | 10.4坪≒34.38平米(㎡) |
90% | 11.7坪≒38.678平米(㎡) |
100% | 13坪≒42.975平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
13坪の土地に建物を建てようとするなら、建ぺい率が最低60%は欲しい感じがしますね。
50%だとファミリーで住むような普通規模の家はまずムリでしょう。
13坪の土地での建物延床面積は?
次に13坪の土地に建築可能な建物の容積率区分ごとの延床面積の上限を紹介しておきます。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 6.5坪≒21.488平米(㎡) |
60% | 7.8坪≒25.785平米(㎡) |
80% | 10.4坪≒34.38平米(㎡) |
100% | 13坪≒42.975平米(㎡) |
150% | 19.5坪≒64.463平米(㎡) |
200% | 26坪≒85.951平米(㎡) |
300% | 39坪≒128.926平米(㎡) |
400% | 52坪≒171.901平米(㎡) |
500% | 65坪≒214.876平米(㎡) |
600% | 78坪≒257.852平米(㎡) |
700% | 91坪≒300.827平米(㎡) |
800% | 104坪≒343.802平米(㎡) |
1000% | 130坪≒429.753平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率については180%は欲しいところ。
180%を切ると建築できる建物の規模がかなり制約されることになりそうです。
13坪でも容積率が200%を超えていれば、3LDKぐらいの家を建てられそう。
13坪の土地の価格を計算しよう!
不動産を購入する際には、その価格の妥当性を慎重に検討する必要があります。
ここではその検討をしやすくするために坪単価から土地の価格を求めることができる計算フォームと土地価格から坪単価を求めることができる計算フォームという2つのツールをご用意しました。
是非、この2つのツールをしっかりと活用し後悔のない不動産購入を行って下さい。
任意の坪数の土地の価格や坪単価の計算については、本ページの上部で紹介している「坪・平米(㎡)簡単計算フォーム!畳数変換や土地価格、坪単価の計算フォームも!」という記事内の計算フォームをご利用下さい。