こんにちはやっせです。
昨日、あるお客さんの不動産取引が無事、完了しました。
最後にこちらから、お取引頂いたことについてお礼を申し上げたところ、「こちらこそ、大変、お世話になりました。」とさらに頭を深く下げられてしまいました。
自慢じゃないですが、私、ほんと、お客さん運だけは抜群にいいんです。
さて、そんなおっさんの小さな自慢話はさておき、本題に入って参りましょう。
本日は42坪は何平米になるのかということについてお伝えしたいと思います。
さらに、整形地であるとしたら間口と奥行の長さはそれぞれ何メートルぐらいになるのかなど、42坪の土地の広さについて様々な角度から紹介していきたいと思いますので、42坪の土地の利用方法等について検討されている方は是非ともご覧になって下さい。
まずは最重要結論です。
42坪は138.8432平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で89.84985畳、京間で76.11808畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
おお、ほぼ139平米。
これはかなり広いのでは。
ただ42坪というのは、どうも数字の印象が良くないので、不動産屋の立場としては2筆に分筆したくなってしまいます。
今の若い人たちも結構、縁起はかつぎますからね。
2筆に分筆しても21坪づつですから、3階建て戸建の敷地とするのなら十分な広さ。
ということで私が販売する立場なら、おそらく2筆に分筆することになると思います。
なお、42坪以外の坪数の平米数をお知りになりたい場合には下記のページで紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
任意の坪数を入力すると平米数に自動換算されます。
電卓要らずの優れもの。
是非とも利用してみてね。
42坪の土地の間口と奥行の長さは?
42坪の土地の間口と奥行の長さの組み合わせパターンは次のとおりになります。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 11.783m | 11.783m |
3:4 | 10.205m | 13.606m |
3:5 | 9.127m | 15.212m |
1:2 | 8.332m | 16.664m |
1:3 | 6.803m | 20.409m |
間口と奥行の比率1:1から1:3までの5つの組み合わせパターンを取り上げてみました。
いずれのパターンでも全く問題なく建物と駐車場の配置を行うことができると思います。
比率1:1なら2筆に分筆しても間口が5.9メートル弱ほどは確保できますので、理想的な3階建て戸建の敷地とすることができそうです。
なお、42坪の土地について実際の間口の長さから奥行の長さを計算したい場合には以下のフォームをご利用下さい。
間口の長さをメートル数で入力すると奥行の長さがメートル数で表示されます。
間口や奥行の長さがわかると随分、広さがイメージしやすくなるわ。
42坪の土地での建物建築面積は?
土地に建築できる建物の大きさは、その土地に適用される建ぺい率や容積率、各種高さ制限などによって決まってきます。
ここでは建ぺい率や容積率について見ていきましょう。
42坪の土地に建築できる建物の適用建ぺい率ごとの建築面積の上限は下表のとおりになります。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 12.6坪≒41.653平米(㎡) |
40% | 16.8坪≒55.537平米(㎡) |
50% | 21坪≒69.422平米(㎡) |
60% | 25.2坪≒83.306平米(㎡) |
70% | 29.4坪≒97.19平米(㎡) |
80% | 33.6坪≒111.075平米(㎡) |
90% | 37.8坪≒124.959平米(㎡) |
100% | 42坪≒138.843平米(㎡) |
建ぺい率というのは建築面積の敷地面積に対する割合を言います。
また建築面積とは建物を真上から見た時の面積のことを言います。
建ぺい率50%で建築面積の上限が70平米弱になりますから、建物敷地としては申し分のない広さと言えるでしょう。
建ぺい率が70%以上あれば、かなり立派な平屋住宅も建築することができるはずです。
建ぺい率は物件資料のほか、その土地の所在地を含む都市計画図などでも確認することができるよ。
42坪の土地での建物延床面積は?
42坪の土地に建築できる建物の適用容積率ごとの延床面積の上限は以下のとおりです。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 21坪≒69.422平米(㎡) |
60% | 25.2坪≒83.306平米(㎡) |
80% | 33.6坪≒111.075平米(㎡) |
100% | 42坪≒138.843平米(㎡) |
150% | 63坪≒208.265平米(㎡) |
200% | 84坪≒277.686平米(㎡) |
300% | 126坪≒416.53平米(㎡) |
400% | 168坪≒555.373平米(㎡) |
500% | 210坪≒694.216平米(㎡) |
600% | 252坪≒833.059平米(㎡) |
700% | 294坪≒971.902平米(㎡) |
800% | 336坪≒1110.745平米(㎡) |
1000% | 420坪≒1388.432平米(㎡) |
容積率とは延床面積の敷地面積に対する割合のことをいいます。
容積率80%でも延床面積の上限が111平米を超えますので、特殊なエリアでない限り、住宅用敷地としては十二分過ぎる広さであることがわかります。
また、容積率150%で延床面積の上限が208平米を超えますので、容積率150%以上であれば、十分、2筆に分筆して分譲販売することができそうです。
容積率は都市計画上の容積率と前面道路の幅員による容積率を比較して、いずれか厳しい方(小さい方)を採用することになるんだ。
42坪の土地の価格を計算しよう!
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土地価格の妥当性をチェックしておけば、安心して購入できるわね。