こんにちは、やっせです。
一昨日、息子の進学先が正式に決まりました。
まあ、大した大学じゃないのですが、とりあえず進路が決まったということで親としては一安心です。
ただし、ちょっと遠いので遅刻ばかりにならないかあなという新たな心配もあります。
なにしろ家から目と鼻の先にある高校でさえ、遅刻しまくってた男なので。(笑)
せっかく入った大学なので、学費をムダにしないためにもなんとか、卒業しきってもらいたいものです。
とまあ、うちのドラ息子の話はこれぐらいにして、本題に入って参りましょう。
本日は36坪は何平米になるのかということについてお伝えいたします。
36坪の土地の広さ、つまり整形地であるとした場合の間口と奥行のメートル数や、建築できる建物の大きさなどについても詳細にお伝えしていきますので、36坪の土地の購入や利用を検討されている方は是非とも参考になさって下さい。
それでは、ズバリ結論です。
36坪は119.0084平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で77.01416畳、京間で65.24407畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
ほぼ120平米ということで、かなり広い印象を受けますね。
江戸間サイズの畳でいうと77畳。
なんだか縁起も良さそうです。
そんな36坪の広さについて、以下、さらに詳しく検討して参ります。
なお、36坪以外の坪数の平米数についてお知りになりたい場合には以下の記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
簡単だけど面倒な坪数の平米数換算を自動で行ってくれます。
おお、これなら楽勝で平米換算ができるね。
広さのイメージは?
36坪の整形地(長方形の土地のこと)の間口と奥行の主な組み合わせパターンは次のとおりです。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 10.909m | 10.909m |
3:4 | 9.448m | 12.597m |
3:5 | 8.45m | 14.084m |
1:2 | 7.714m | 15.428m |
1:3 | 6.298m | 18.895m |
間口と奥行の比率1:1、つまり正方形だとすると大体、10.9メートル×10.9メートルの広さということになります。
これぐらいの広さになると一般的には使い勝手が悪いと言われる正方形の土地でも、それほど問題なく建物や駐車場の配置ができそうですね。
坪単価が高い場所だと販売価格を抑えるべく、3階建て戸建の建築用に二筆に分筆されることも多くなりそう。
完全に不動産屋目線の話ですが。
なお、36坪の土地の実際の間口の長さから、奥行の長さを算定したいという場合には、以下の計算フォームをご利用下さい。
間口の長さを入力すると奥行の長さが自動で計算されます。
ちなみに36坪は車の台数で言うと14.88台になります。
そう考えると、かなり広いよね。
36坪の土地での建築面積の上限は?
次に36坪の土地に建築することができる建物の規模を見ていきます。
土地に建築することができる建物の規模はその土地に適用される建ぺい率や容積率、各種高さ制限などによって決まってくるのですが、ここでは建ぺい率から算定される建築面積の上限と容積率から算定される延床面積の上限について確認することと致します。
適用建ぺい率から算定される建築面積の上限は下表のとおりです。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 10.8坪≒35.703平米(㎡) |
40% | 14.4坪≒47.603平米(㎡) |
50% | 18坪≒59.504平米(㎡) |
60% | 21.6坪≒71.405平米(㎡) |
70% | 25.2坪≒83.306平米(㎡) |
80% | 28.8坪≒95.207平米(㎡) |
90% | 32.4坪≒107.108平米(㎡) |
100% | 36坪≒119.008平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率40%でも建築面積の上限が47平米を超えますので、普通の家を建てるなら十分な広さと言えるでしょう。
実際にはほとんどの場所で適用建ぺい率が50%を超えますので5LDKぐらいの結構、大きめの家も問題なく建てられる広さということになります。
36坪の土地での建物延床面積の上限は?
適用容積率から算定されるの延床面積の上限は下表のとおりです。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 18坪≒59.504平米(㎡) |
60% | 21.6坪≒71.405平米(㎡) |
80% | 28.8坪≒95.207平米(㎡) |
100% | 36坪≒119.008平米(㎡) |
150% | 54坪≒178.513平米(㎡) |
200% | 72坪≒238.017平米(㎡) |
300% | 108坪≒357.025平米(㎡) |
400% | 144坪≒476.034平米(㎡) |
500% | 180坪≒595.042平米(㎡) |
600% | 216坪≒714.051平米(㎡) |
700% | 252坪≒833.059平米(㎡) |
800% | 288坪≒952.068平米(㎡) |
1000% | 360坪≒1190.084平米(㎡) |
延床面積というのは各階の面積を合計した面積のことです。
また容積率というのは延床面積の敷地面積に対する割合ということになります。
36坪の土地の場合、容積率100%あれば延床面積が約119平米の建物まで建築できることになりますので、住宅用敷地としては全く問題ない広さであると考えられます。
さらに容積率が200%を超えてくれば、小規模の収益物件の建築なども検討できると思います。
ちなみに容積率200%というのは住居系の用途地域でも普通によくある数字だよ。
36坪の土地の価格を計算しよう!
土地の購入に際しては、その価格の妥当性を事前にしっかりと検討する必要があります。
その検討を容易にするべく土地価格算定フォーム(坪単価から土地価格を算定)と坪単価算定フォーム(土地価格から坪単価を算定)を用意しましたので、是非ともご利用になって下さい。
価格検討を面倒くさがっちゃダメ!
是非、利用してね。