こんにちは、やっせです。
さっき、数カ月ぶりに家主さんにあったら頭の毛が真っ白になっていて驚きました。
なんでも、元々、若白髪で20年ぐらい前から染めていたらしいのですが、もう年齢も年齢だし、いいだろうということで染めるのをやめたらしいです。
で、染めるのをやめた途端、ロマンス・グレーということで、飲み屋のお姉ちゃんに微妙にモテるようになったんだとか。
ホントかよ、と思いつつも本人が喜んでいるのに水をさすのも無粋なので、「いや、わかりますよ、素敵ですもん」と適当に調子を合わせておきました。
まあ、これも営業活動の一環ですね。(笑)
さて、いつもの無駄話が少々、長くなってしまいましたが、そろそろ本題に入って参りましょう。
今回は48坪は何平米になるのかということについてお伝えしたいと思います。
さらに48坪の土地が整形地であるとした場合の間口や奥行の長さや同土地の上に建築できる建物の規模などについても詳細にお伝えして参りますので、48坪の土地の購入や利用を検討されている方は是非とも参考になさって下さい。
では早速、結論部分からお伝え致します。
48坪は158.6779平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で102.6855畳、京間で86.99209畳の広さとなります。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
160平米も目前となり、さらにゆとりのある広さという感じですね。
さぞかし、大きな建物を建てられることでしょう。
以下、48坪の広さについて、より具体的に検討して参ります。
なお、48坪以外の坪数の土地について、平米数に換算したいという場合には、以下の記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用になって下さい。
その名の通り、任意の坪数を入力すると平米数に自動換算してくれます。
上記のページでは坪・平米換算フォーム以外にも色々と便利な計算フォームを紹介しているから、是非、合わせて利用してみて。
48坪の土地の間口と奥行の長さは?
48坪の土地が整形地であるとした場合の間口と奥行きの長さの組み合わせは次の表のとおりです。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 12.597m | 12.597m |
3:4 | 10.909m | 14.545m |
3:5 | 9.757m | 16.262m |
1:2 | 8.907m | 17.814m |
1:3 | 7.273m | 21.818m |
間口と奥行の長さの比率1:1から1:3まで5つのパターンを取り上げてみました。
いずれのパターンも各辺の長さが十分であり、かなり立派な家を建てることができそうです。
不動産屋の立場としては、土地価格が高い場合などには2筆に分筆することも検討したくなります。
間口と奥行の比率が1:1の場合などは、ものすごく分筆しやすそうですよね。
なお48坪の土地について実際の間口(もしくは奥行)の長さから奥行(もしくは間口)の長さを求めたい場合には以下のフォームをご利用になって下さい。
間口(もしくは奥行)の長さをメートル数で入力すると奥行(もしくは間口)の長さが自動計算されます。
48坪は正方形だと12.6メートル×12.6メートルになるのか。
48坪の土地での建築面積の上限は?
土地に建築できる建物の規模は、その土地に適用される建ぺい率や容積率によって、ほぼ決まります。
(それ以外に各種高さ制限等の影響あり)
48坪の土地に建築できる建物の適用容積率から算定される建築面積の上限値は以下の表のとおりになります。
建ぺい率 | 建築面積の上限値 |
---|---|
30% | 14.4坪≒47.603平米(㎡) |
40% | 19.2坪≒63.471平米(㎡) |
50% | 24坪≒79.339平米(㎡) |
60% | 28.8坪≒95.207平米(㎡) |
70% | 33.6坪≒111.075平米(㎡) |
80% | 38.4坪≒126.942平米(㎡) |
90% | 43.2坪≒142.81平米(㎡) |
100% | 48坪≒158.678平米(㎡) |
建ぺい率とは建築面積の敷地面積に対する割合のことを、建築面積とは建物を真上から見た時の面積のことを、それぞれ指します。
建ぺい率50%でも建築面積の上限値がほぼ80平米に達しますので、個人の住宅を建てるのなら、十分な広さであると言えます。
周囲にスペースをしっかりととった、日当たりのいい家を建築することができるはずです。
第一種・第二種の低層住居専用地域では建ぺい率は50%が指定されることが一般的なんだって。
48坪の土地での延床面積の上限は?
48坪の土地に建築できる建物の適用容積率ごとの延床面積の上限値は次の表のとおりです。
容積率 | 延床面積の上限値 |
---|---|
50% | 24坪≒79.339平米(㎡) |
60% | 28.8坪≒95.207平米(㎡) |
80% | 38.4坪≒126.942平米(㎡) |
100% | 48坪≒158.678平米(㎡) |
150% | 72坪≒238.017平米(㎡) |
200% | 96坪≒317.356平米(㎡) |
300% | 144坪≒476.034平米(㎡) |
400% | 192坪≒634.712平米(㎡) |
500% | 240坪≒793.39平米(㎡) |
600% | 288坪≒952.068平米(㎡) |
700% | 336坪≒1110.745平米(㎡) |
800% | 384坪≒1269.423平米(㎡) |
1000% | 480坪≒1586.779平米(㎡) |
容積率とは延床面積の敷地面積に対する割合のことを、延床面積とは建物の各フロア面積の合計のことを、それぞれ指します。
低層住居専用地域で指定されることが多い容積率100%の場合でさえ、延床面積の上限値が158平米強となりますので二世帯住宅でも全く問題なく建築できる広さということになります。
容積率が200%以上であれば商業ビルなどの建築も検討することができるはずです。
なお、前面道路の幅員が12メートル未満の場合には、都市計画上の指定容積率と前面道路の幅員による容積率を比較して、より厳しい方が適用容積率となりますので、その点、ご注意下さい。
前面道路の幅員による容積率は
住居系の用途地域では、原則として前面道路の幅員に4/10をかけたもの
それ以外の用途地域では、原則として前面道路の幅員に6/10をかけたもの
となります。
たとえば住居系の用途地域内で前面道路の幅員が4メートルの場合の、前面道路の幅員による容積率は4メートル×4/10×100%=160%となるんだ。
48坪の土地の価格を計算しよう!
48坪の土地について坪単価から土地価格を積算できる計算フォームと土地価格から坪単価を算定できる計算フォームを作成しました。
購入予算の算定や取引価格の妥当性の検証の際などに、それぞれ、ご活用下さい。
取引価格の妥当性の検証は慎重にね。