こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
ここのところ、坪・平米換算の記事をずっと書かせてもらっているせいか、どんな坪数であっても即座に大体の平米数が言い当てられるようになってきました。
50過ぎのオッサンと言えど、訓練次第でまだまだ計算能力は伸びるようです。(笑)
さて、オッサンの無駄話はさておき、本日は28坪は何平米になるのかということについてお伝え致します。
28坪というのも日々、物件情報に触れていると戸建敷地の面積として割とよく見る数字ですね。
そんな27坪という広さについて、様々な角度から検討を加えていきたいと思いますので、最後までお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
それでは早速、ズバリ、最重要結論です。
28坪は92.56212平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で59.8999畳、京間で50.74539畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
90平米を大きく突破!
また、畳で言うと江戸間で約60畳ということですから、結構な広さになりそうですよね。
以下、より具体的に検証して参りましょう。
なお、28坪以外の任意の坪数の平米数を知りたい方は、以下の記事で紹介している坪数を平米数に自動換算してくれる計算フォームをご利用下さい。
坪数を入力するだけで平米数が表示されますので、非常に楽ちんです。
電卓みたいに数字の打ち間違いがなく、すごく楽ちん。
僕みたいな”うっかりさん”は是非、使ってみて。
間口と奥行の長さは?
土地の広さを把握するにはその土地が整形地であるとした場合の間口と奥行の長さを知るのが一番、手っ取り早いです。
そこで、ここでは28坪の土地のよくある間口と奥行の組み合わせパターンを確認しておきます。
以下の表のとおりです。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 9.621m | 9.621m |
3:4 | 8.332m | 11.109m |
3:5 | 7.452m | 12.421m |
1:2 | 6.803m | 13.606m |
1:3 | 5.555m | 16.664m |
28坪ぐらいの広さになると、多少、間口と奥行の比率が悪くても建物の敷地として十分、利用できそうですね。
もちろん、1:2ぐらいまでの比率の方が使い勝手は良いのでしょうが。
なお、28坪の土地について実際の間口の長さから奥行の長さを計算したいという方はこちらのフォームをご利用ください。
間口の長さを入力すると奥行の長さが自動計算されます。
ちなみに28坪は車の台数で言うと11.5台分の広さになるんだって。
車好きの人はこの基準で広さを把握してもいいかも。
28坪の土地での建築面積の上限は?
次にその土地に建築できる建物の大きさを決定づける建築面積の上限と延床面積の上限を確認していきます。
まずは建築面積の上限から。
28坪の土地に建築できる建物の建ぺい率ごとの建築面積の上限は下表のとおりです。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 8.4坪≒27.769平米(㎡) |
40% | 11.2坪≒37.025平米(㎡) |
50% | 14坪≒46.281平米(㎡) |
60% | 16.8坪≒55.537平米(㎡) |
70% | 19.6坪≒64.793平米(㎡) |
80% | 22.4坪≒74.05平米(㎡) |
90% | 25.2坪≒83.306平米(㎡) |
100% | 28坪≒92.562平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率60%で建築面積の上限が55平米を突破していますので、多くの地域で2階建て住宅の敷地として十分、活用できる広さであることがわかります。
ちなみにこれは私の個人的な感覚になりますが、大都市圏の新築住宅については28坪あたりから3階建て住宅より2階建て住宅の割合の方が多くなっているように思います。
28坪の土地での延床面積の上限は?
次は延床面積の上限についてです。
28坪の土地に建築できる建物の容積率ごとの延床面積の上限は下表のとおりです。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 14坪≒46.281平米(㎡) |
60% | 16.8坪≒55.537平米(㎡) |
80% | 22.4坪≒74.05平米(㎡) |
100% | 28坪≒92.562平米(㎡) |
150% | 42坪≒138.843平米(㎡) |
200% | 56坪≒185.124平米(㎡) |
300% | 84坪≒277.686平米(㎡) |
400% | 112坪≒370.248平米(㎡) |
500% | 140坪≒462.811平米(㎡) |
600% | 168坪≒555.373平米(㎡) |
700% | 196坪≒647.935平米(㎡) |
800% | 224坪≒740.497平米(㎡) |
1000% | 280坪≒925.621平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率100%でも普通規模の住宅を十分、建てられることがわかります。
容積率が200%あれば、かなり大きな2世帯住宅だって、十二分に建てることができそうです。
物件資料に掲載されている容積率は前面道路の幅員による容積率制限が考慮されていないことがよくあるの。
実際の容積率は営業マンに必ず確認してね。
28坪の土地の価格を計算しよう!
28坪の土地について、坪単価から土地価格を算定できる計算フォームと土地価格から坪単価を算定できる計算フォームをご用意しました。
転ばぬ先の杖、相場からかけ離れた高い価格で土地を購入することを防ぐためにも、両フォームを是非ともご活用下さい。
ムダ金を使わされることがないよう、気を付けて!
自分の身を守ることができるのは自分だけだよ!!