こんにちは、やっせです。
ついさっき、うっかりと絨毯にコーヒーをこぼしてしまいました。
それも嫁さんが割と気に入っている、ちょっと高めの絨毯です。
で、頑張ってふいてみたのですが、どうにもスッキリとれそうにない。
黙っておきたいけど、たぶん、気づくよなあ。
また、嫁さんに小言を言われることになりそうです。
トホホ。(泣)
さて、いつもの無駄話はこれぐらいにして、本題に入って参りましょう。
今回は58坪は何平米になるのかということについてお伝え致します。
58坪の土地が整形地である場合の間口と奥行の長さや同土地の上に建築可能な建物の大きさなどについても詳しくお伝えして参りますので58坪の土地の購入等をお考えの方は是非とも参考になさって下さい。
それではズバリ結論です。
58坪は191.7358平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で124.0784畳、京間で105.1154畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
190平米超ということで都会で不動産屋をやっている私としてはかなり広く感じてしまいます。
うちで分譲地として仕入れることがあったら、よほどの郊外でないかぎり、二筆に分筆することになるでしょう。
坪単価80万だとしても土地だけで4640万円にもなってしまいますので。
以下、58坪の土地の広さについて、様々な角度から、より詳しく検討して参ります。
なお、58坪以外の坪数の平米数をお知りになりたい場合には、過去記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用になって下さい。
電卓で計算する場合のように打ち間違いのミスをする可能性が低く、とっても便利ですよ。
是非、ブックマークしてご利用になって下さい。
坪・平米換算フォーム以外にも色んな計算フォームを紹介しているから、是非、チェックしてみてね。
不動産屋さんにとっても便利なはず。
58坪の土地の間口と奥行の長さは?
土地の広さを感覚的に把握しようと思ったら、間口と奥行が、どれくらいの長さになるのかということを知る必要があります。
そこで、ここでは58坪の土地の間口と奥行きの長さの組み合わせパターンを5つほど、紹介しておきたいと思います。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 13.847m | 13.847m |
3:4 | 11.992m | 15.989m |
3:5 | 10.726m | 17.876m |
1:2 | 9.791m | 19.582m |
1:3 | 7.994m | 23.983m |
いやあ、さすがに58坪ともなると間口、奥行ともに随分と長さがありますね。
特に比率1:3の長い方の辺はほぼ、24メートルもあるというのですから、ビックリしてしまいます。
これだけの広さがあると、逆にどんな風に利用するのか迷ってしまいそう。
いやはや、実にうらやましい悩みです。
なお、58坪の土地について実際の間口もしくは奥行の長さから他辺の長さを計算したいという場合には以下の58坪用間口・奥行計算フォームをご利用になって下さい。
間口もしくは奥行の長さをメートル数で入力すると、他辺の長さが自動的に計算されます。
58坪の土地にはギッシリ隙間なく駐車すると普通自動車が約24台も止められるんだって。
めちゃくちゃ広そうだよね。
58坪の土地での建築面積の上限値は?
土地に建築できる建物の大きさはその土地に適用される建ぺい率と容積率によって制限されます。
(その他、各種高さ制限等によっても制限されます。)
58坪の土地に建築できる建物の適用建ぺい率ごとの建築面積の上限値は以下の表のとおりです。
※建築面積とは建物の壁や柱等の中心線で囲まれた部分を真上から見た時の面積のことを言います。
※建ぺい率とは建築面積の敷地面積に対する割合のことを言い、以下の式によって計算することができます。
建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100%
なお、土地に適用される建ぺい率は原則的に都市計画で定められた建ぺい率となります。
(角地などの場合には緩和措置があります。)
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 17.4坪≒57.521平米(㎡) |
40% | 23.2坪≒76.694平米(㎡) |
50% | 29坪≒95.868平米(㎡) |
60% | 34.8坪≒115.041平米(㎡) |
70% | 40.6坪≒134.215平米(㎡) |
80% | 46.4坪≒153.389平米(㎡) |
90% | 52.2坪≒172.562平米(㎡) |
100% | 58坪≒191.736平米(㎡) |
58坪の土地の場合、建ぺい率50%でも建築面積の上限値が約96平米にもなりますから、たとえ平屋でも、それなりに広い建物を建築できることになります。
個人が住宅を建築するための敷地とするのなら、申し分のない広さと言えるでしょう。
さらに家を2階建て以上にすれば、広々とした庭を設けることもできると思います。
広々とした庭って憧れるわ。
まあ、都会では58坪もある家なんて、普通のサラリーマンにはちょっと、手が出ないけどね。
58坪の土地での延床面積の上限値は?
58坪の土地に建築できる建物の適用容積率ごとの延床面積の上限値は以下の表のとおりです。
※延床面積とは建物の各階の合計面積のことです。
※容積率とは延床面積の敷地面積に対する割合のことで、以下の式によって計算されます。
容積率=延床面積÷敷地面積×100%
なお、前面道路の幅員が12メートル未満の土地に適用される容積率は
①都市計画で定められた容積率と
②前面道路の幅員に、住居系の用途地域では原則として4/10、住居系以外の用途地域では原則として6/10をかけて求めた容積率
の2つを比較して、より厳しい方(数字としてより小さい方)となります。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 29坪≒95.868平米(㎡) |
60% | 34.8坪≒115.041平米(㎡) |
80% | 46.4坪≒153.389平米(㎡) |
100% | 58坪≒191.736平米(㎡) |
150% | 87坪≒287.604平米(㎡) |
200% | 116坪≒383.472平米(㎡) |
300% | 174坪≒575.207平米(㎡) |
400% | 232坪≒766.943平米(㎡) |
500% | 290坪≒958.679平米(㎡) |
600% | 348坪≒1150.415平米(㎡) |
700% | 406坪≒1342.151平米(㎡) |
800% | 464坪≒1533.887平米(㎡) |
1000% | 580坪≒1917.358平米(㎡) |
容積率100%というのは、低層住居専用地域で定められることが多い数字ですが、58坪の場合、容積率100%の場合でさえ延床面積の上限値が192平米弱にもなりますので、普通の家を建てるのなら全く問題のない広さとの言えると思います。
それにしても延床面積が192平米もあったら、掃除をするのも大変そう。
まあ、そんな家を建てるほどの財力があれば、家政婦さんの一人ぐらい雇えるでしょうから、問題ないか。
いずれにしても私には全く縁のない世界の話です。
前面道路の幅員による容積率についての記述がよくわからない場合には、不動産屋の営業マンに質問してみて。
たぶん、ほとんどの営業マンがちゃんと説明できるはず。
58坪の土地の価格を計算しよう!
後悔のない土地購入を行うためには土地価格が相場から考えて適正な水準になっているかを事前にチェックする必要があります。
その事前チェックを手軽に行うためのツールとして58坪の土地について坪単価から土地価格を算定できる計算フォームと土地価格から坪単価を算定できる計算フォームを用意しましたので、必要に応じて、ご利用になって下さい。
以上、58坪は何平米になるのかということについてお伝えしました。
僕も敷地が58坪ぐらいある家を建てられるように頑張ろうっと。