こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
昨日ははじめてのzoomを使っての重要事項説明。
重説自体はともかくzoomの使用になれず、変な気疲れをしました。(笑)
さて、本日は18坪は何平米なのかということについてお届けします。
18坪というと、これまで見てきた坪数に比べると、だいぶ数字が大きくなりますが、どれくらいの広さになるのでしょうか?
また、どれくらいの大きさの建物を建てることができるのでしょうか?
個人的には大いに気になるところです。
今回もそのあたりのことを一般の方にもなるべく、イメージしやすいようお伝えしていくつもりですので、興味のある方は是非、最後までお付き合い下さい。
それでは、まずはズバリ、結論です。
18坪は59.50422平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で38.50708畳、京間で32.62203畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
ついに60平米まで、あと一歩というところまできました。
建築プランを考えるにしても、それほど、工夫しなくていいんじゃないでしょうか。
ゆとりのある3階建て住宅が建てられそう。
なお、18坪以外の土地の平米数を知りたいという方はこちらの記事で紹介している坪数・平米数換算フォームをご利用下さい。
坪数を入力するだけで、平米数を自動計算してくれます。
すごく便利な計算フォームだから是非、使ってね。
広さのイメージは?
18坪の広さをイメージしやすくするために自動車の台数で表現してみますね。
18坪は普通乗用車(約8㎡)、7.44台分の広さとなっています。
ざっくりと7.5台分といったところ。
なんとなくでもイメージつきましたでしょうか。
さらに18坪の土地の間口と奥行の組み合わせパターンを見ておきましょう。
長方形の整形地であることを前提に間口と奥行きの組み合わせパターンとしては以下のようなものがあります。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 7.714m | 7.714m |
3:4 | 6.68m | 8.907m |
3:5 | 5.975m | 9.959m |
1:2 | 5.455m | 10.909m |
1:3 | 4.454m | 13.361m |
間口と奥行きの比率次第で3階建ての家を建てて、駐車場2台分とれるかも。
いずれにしても、建ぺい率と容積率次第にはなってしまいますが。
なお、18坪の土地について実際の間口の長さから奥行の長さを計算したいという方はこちらのフォームをご利用下さい。
もちろん、奥行の長さから間口の長さを計算することもできます。
18坪の土地での建物建築面積は?
次に18坪の土地にどれくらいの大きさの建物を建築することができるのかを見ていきましょう。
土地に建築することができる建物の大きさは建ぺい率から計算される建築面積の上限と容積率から計算される延床面積の上限によって決まります。
まずは建ぺい率ごとの建築面積の上限について確認していきます。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 5.4坪≒17.851平米(㎡) |
40% | 7.2坪≒23.802平米(㎡) |
50% | 9坪≒29.752平米(㎡) |
60% | 10.8坪≒35.703平米(㎡) |
70% | 12.6坪≒41.653平米(㎡) |
80% | 14.4坪≒47.603平米(㎡) |
90% | 16.2坪≒53.554平米(㎡) |
100% | 18坪≒59.504平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率50%でも3階建てにすれば、普通の大きさの家が建ちそうですね。
もっとも建ぺい率が50%のエリアは、それに連動して容積率も小さくなるので、やっぱり建ぺい率60%は欲しいところですが。
18坪ともなると建築面積にも結構、余裕が出てくるんだね。
18坪の土地での建物延床面積は?
つづいて、18坪の土地における容積率ごとの延床面積の上限を確認致します。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 9坪≒29.752平米(㎡) |
60% | 10.8坪≒35.703平米(㎡) |
80% | 14.4坪≒47.603平米(㎡) |
100% | 18坪≒59.504平米(㎡) |
150% | 27坪≒89.256平米(㎡) |
200% | 36坪≒119.008平米(㎡) |
300% | 54坪≒178.513平米(㎡) |
400% | 72坪≒238.017平米(㎡) |
500% | 90坪≒297.521平米(㎡) |
600% | 108坪≒357.025平米(㎡) |
700% | 126坪≒416.53平米(㎡) |
800% | 144坪≒476.034平米(㎡) |
1000% | 180坪≒595.042平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率150%あれば普通規模の家を建てられることがわかります。
容積率200%ともなれば5LDKとかでも、問題なく建てられるはずです。
まあ、これも土地の形状にもよりますが。
18坪の土地の価格を計算しよう!
不動産取引に際しては価格の妥当性をしっかりと検証することが必要です。
売主さんは安売りを防ぐために、買主さんは高買いを防ぐために、是非、下記の2つの計算フォームを利用して取引価格の妥当性の事前検証を行って下さい。
全坪数対応の土地価格計算フォームと坪単価計算フォームは冒頭で紹介した坪・平米換算フォームを設置しているページに設置してあるから、合わせて利用してね。