こんにちは、どうでもいいことが気になる大阪人、やっせです。本日はナマケモノの握力についてお伝えいたします。

以前、「ナマケモノは怖い」というテーマで記事を書くためにナマケモノの生態について、あれこれと調べている中でわかったことなんですが、ナマケモノってびっくりするくらいに体力のない生き物なんですよね。

歩行速度が分速2メートルだとか、外敵に襲われたら、抗う術がないので、楽に死ねるよう脱力するとか、ともかく、よくそれで種として生存し続けているなと思うぐらい体力がないのです。

しかしながら、彼らも樹上生活者。いくら体力がないと言っても握力だけは、結構、あるはず

そこで今回、ナマケモノの握力について調査してみようと思いたった次第なんです。

関連情報を含めつつも、なるべく、サクッとお伝えしていくつもりですので、興味のある方は是非ともご覧になって下さい。

まことくんまことくん

たしかに。いくらナマケモノでも握力だけはそこそこありそうだよね。

※以前に書いたナマケモノに関する記事については、こちらをご覧ください。

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ナマケモノの握力はズバリ何キロ?

それでは早速、結論から見てみましょう。

ナマケモノの握力はズバリ

0キログラム

だそうです。

おいおい、いくら何でも嘘だろと思ってしまいますが、これは紛れ名もない真実。

ナマケモノの握力は0キログラム。つまり、あの手のひらに握る力は全くないということなんです。

「じゃあ、どうやって木の上で生活してるんだよ。」という疑問が当然、出てくると思いますが、この点については非常にシンプル。

なんと、あの長くて独特の形状をした爪を木の枝にひっかけてぶら下がっているだけなんですって。

体重が7~8キロ程度とかなり軽いからこそ可能な方法ですよね。爪は結構、傷みそうな気がしますが。

それにしても、まさか握力が0キロとは。

やはり、ナマケモノの体力の無さは本物です。ほんと、潔さを感じるくらいに振り切ってますよね。

まことくんまことくん

まさか、握力が0キログラムだとは思わなかったよ。さすがはナマケモノだね。

ナマケモノ以外の野生動物の握力は?

さて、こうなるとちょっと気になってくるのが、他の野生動物の握力です。

野生動物は一般的に人間に比べて握力がはるかに強いというイメージがあると思いますが、調べて見れば意外とナマケモノ並みに握力が弱いものが他にもいるかもしれません。

ということで樹上生活を送るなど、握るという動作をしてそうな野生動物の握力を調べて見ました。

結果は以下の表のとおりです。

ゴリラ500キロ
チンパンジー300キロ
オラウータン350キロ
二ホンザル30キロ
コアラ30キロ
※いずれも精緻な統計データに基づかない推定値です。

ナマケモノと同様にどん臭そうな雰囲気のある動物ということでコアラあたりには、かなり期待していたのですが、至って普通の数字ですね。

ナマケモノの握力のインパクトには遠く及びません。

やはり、ナマケモノの体力の無さは、野生動物の中でもずば抜けているようですね。

ちなみにコアラの握力については、何かのテレビ番組で1トンにも及ぶなどという情報が流れたことがあるようですが、完全にガセネタなんだそうです。

まあ、コアラの体格から考えても、そんなことあるわけないでしょうけどね。

ガセネタ云々というより、番組制作者の知性のレベルを疑ってしまいます。誰もおかしいとは思わなかったんでしょうかw

ちょっと謎です。

あっこちゃんあっこちゃん

他の動物の握力を知るとナマケモノの握力の無さが余計に際立って感じられるわね。

※人間の握力についてはこちらの記事で年代別・男女別にまとめています。興味のある方は合わせてご覧になって下さい。

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まとめ

ナマケモノについてはホント、知れば知るほど不思議な動物だなあと思ってしまいます。

握力を含めて体力が全くといっていいほどない上に、外敵に襲われた時の特別な防衛手段も持っていない。

こんなんでよく種として生き残っているものですよね。

言ってみれば一切の武器を持たない100%の無抵抗主義者

そんな彼らが結果的に自然界において淘汰されていないという事実は、我々、人類がこの地球上において長く生き残るためのある種のヒントを示してくれているのかもしれません。

まあ、こんな話、当のナマケモノたちが聞いたら「何をおおげさな」と笑われてしまうのがオチなんでしょうがw

以上、今回はナマケモノの握力についてお伝えいたしました。

あっこちゃんあっこちゃん

長文、最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。