こんにちは、やっせです。
昨日、はじめて息子の彼女を見ました。
かわいいとか、どうとか言うより女性の好みが私と丸かぶり。
やはり、血は争えないようです。(笑)
さて、無駄話はこれぐらいにして、本題に入って参りましょう。
今回は55坪は何平米になるのかということについてお伝えしたいと思います。
55坪の土地が整形地であるとした場合の間口と奥行の長さの組み合わせパターンや、55坪の土地に建築できる建物の規模感などについても詳細に解説して参りますので、55坪の土地の購入や利用等を検討されている方は是非とも参考になさって下さい。
それでは早速、本記事の核心部分です。
55坪は181.8185平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で117.6605畳、京間で99.67844畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
55坪というとゴジラ松井の背番号を思い出される方も多いことと思いますが、平米数もそれにふさわしいビッグな数字。
ついに180平米越えです。
畳でいっても京間サイズで約100畳ということで、非常に広い印象を受けます。
以下、55坪の広さについて根掘り葉掘り、検討して参りましょう。
※55坪以外の坪数の土地について平米換算したい場合には過去記事で紹介しております「坪・平米換算フォーム」をご利用下さい。
任意の坪数を入力すると平米数に自動換算してくれます。
そう言えばゴジラ松井って今、どうしているのかしら?
まあ、どうでもいい話だけど。
55坪の土地の間口と奥行の長さは?
55坪の土地が整形地であるとした場合の間口と奥行の長さの組み合わせパターンは以下のとおりです。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 13.484m | 13.484m |
3:4 | 11.677m | 15.57m |
3:5 | 10.445m | 17.408m |
1:2 | 9.535m | 19.069m |
1:3 | 7.785m | 23.355m |
全部で5つの組み合わせパターンを挙げてみましたが、いずれのパターンも間口、奥行ともに結構、長いように思います。
なにしろ比率1:3の場合の短い方の辺でさえ、7.8メートルもありますからね。
なお、55坪の土地について上記以外の間口と奥行の長さの組み合わせパターンをシミュレーションしてみたい場合には以下の計算フォームをご利用になって下さい。
間口もしくは奥行の長さをメートル数で入力すると他辺の長さが自動的に表示されます。
是非、色んなメートル数で試してみて下さいね。
ちなみに55坪は車で言うと普通自動車22.7台分なんだって。
55坪の土地での建築面積の上限値は?
それでは次に55坪の土地に建築できる建物の大きさについて見てみましょう。
土地に建築できる建物の大きさはその土地に適用される建ぺい率と容積率によって、概ね決まってきます。
(その他にも各種高さ制限等の影響あり)
55坪の土地に建築できる建物の適用建ぺい率ごとの建築面積の上限値は以下の表のとおりになります。
※建築面積とは建物の壁や柱等の中心線で囲まれた部分を真上から見た時の面積のこと。
※建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合のこと。
以下の式によって計算される。
建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100%
建ぺい率 | 建築面積の上限値 |
---|---|
30% | 16.5坪≒54.546平米(㎡) |
40% | 22坪≒72.727平米(㎡) |
50% | 27.5坪≒90.909平米(㎡) |
60% | 33坪≒109.091平米(㎡) |
70% | 38.5坪≒127.273平米(㎡) |
80% | 44坪≒145.455平米(㎡) |
90% | 49.5坪≒163.637平米(㎡) |
100% | 55坪≒181.818平米(㎡) |
建ぺい率50%で建築面積の上限値が90平米になりますので、平屋でも標準的な広さの住宅を建築できることになります。
このことから55坪は個人のための住宅の敷地とするのなら、申し分のない広さだと言えるでしょう。
念のため補足しておくと平屋というのは1階建ての建物のことね。
実は土地価格の高い都会で平屋の家を建てるって最高に贅沢なことなのよ。
55坪の土地での延床面積の上限値は?
55坪の土地に建築できる建物の適用容積率ごとの延床面積の上限値は次の表のとおりです。
※延床面積とは建物の各階の面積の総和のことを言います。
たとえば1階から5階までの各階の面積が全て100平米の5階建て建物の延床面積は
100平米×5=500平米となります。
※容積率とは敷地面積に対する延床面積の割合のことを言います。
容積率は次の式で計算されます。
容積率=延床面積÷敷地面積×100%
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 27.5坪≒90.909平米(㎡) |
60% | 33坪≒109.091平米(㎡) |
80% | 44坪≒145.455平米(㎡) |
100% | 55坪≒181.818平米(㎡) |
150% | 82.5坪≒272.728平米(㎡) |
200% | 110坪≒363.637平米(㎡) |
300% | 165坪≒545.455平米(㎡) |
400% | 220坪≒727.274平米(㎡) |
500% | 275坪≒909.092平米(㎡) |
600% | 330坪≒1090.911平米(㎡) |
700% | 385坪≒1272.729平米(㎡) |
800% | 440坪≒1454.548平米(㎡) |
1000% | 550坪≒1818.185平米(㎡) |
容積率100%で延床面積の上限値が約182平米に達しています。
現在、都会で新築分譲される戸建の標準的な延床面積が90平米程度ですので、その約2倍の大きさの建物を建てられることになります。
このことから55坪は、豪邸と言っていいレベルの住宅を建築できるだけの敷地面積であることがわかります。
前面道路の幅員が12メートル未満の土地の容積率は①都市計画で定められた容積率と②前面道路の幅員による容積率(前面道路の幅員に、住居系の用途地域では原則として4/10を、住居系以外の用途地域では原則として6/10をかけたもの)を比較して、より厳しい方になるんだ。
55坪の土地の価格を計算しよう!
55坪の土地について坪単価から土地価格を算定できる計算フォームと土地価格から坪単価を算定できる計算フォームを用意しました。
不動産購入の成否は、結局、購入価格がその土地の価値に見合ったものになっているか、どうかで決まってきます。
その購入価格の妥当性のチェックを適切に行うべく、各フォームをしっかりとご活用下さい。
電卓での計算は以外とミスが生じやすいもの。
うっかりミスをしがちな人は是非、これらの計算フォームを利用するようにしてね。