こんにちは、不動産をこよなく愛する男、やっせです。
今回は12坪は何平米になるのかということについてお届けしたいと思います。
実は私、過去に敷地面積12坪ほどの物件を取り扱ったことがあるのですが、失礼ながら、かなり狭く感じたような記憶があります。
築古、駐車場なしの3DKの物件だったような・・・
まあ、私のどうでもいい曖昧な記憶はさておき、早速、本題に入って参りましょう。
まずは、いきなり結論です。
12坪は39.66948平米（㎡）です。
畳で言うと江戸間で25.67139畳、京間で21.74802畳の広さです。
1坪＝約 3.30579 ㎡
江戸間：1畳＝1.54528㎡
京間：1畳＝1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
まあ、ざっくり40平米といったところですね。
かなり狭いのは狭いですが3階建てにすれば3LDKぐらいの家は建ちそうです。
駐車場までとるのはムリでしょうが。
なお、12坪以外の土地の平米数を知りたいという方は以下の記事で坪数を平米数に換算する計算フォームを用意していますので、そちらをご利用になって下さい。
めちゃくちゃ簡単に計算できてしまいますので。
広さのイメージは？
では、12坪の広さをもう少し具体的にイメージできるように車の台数で表現してみましょう。
12坪というのは普通乗用車（約8㎡）の台数でたとえると、4.96台分ほどの広さということになります。
ざっくり車5台分ですね。
さらに広さのイメージをしやすいように12坪の土地の間口と奥行きのパターンも紹介しておきましょう。
12坪の整形地（長方形の土地のこと）の間口と奥行の組み合わせパターンには以下のようなものがあります。
| 間口と奥行きの比率 | 間口（もしくは奥行） | 奥行（もしくは間口） |
|---|---|---|
| 1：1 | 6.298m | 6.298m |
| 3：4 | 5.455m | 7.273m |
| 3：5 | 4.879m | 8.131m |
| 1：2 | 4.454m | 8.907m |
| 1：3 | 3.636m | 10.909m |
上の表以外の12坪の土地の間口と奥行のパターンを計算したいという方は、以下のフォームをご利用下さい。
まことくん 間口（もしくは奥行）の長さ(m)のところに任意のメートル数を入れてみて。
奥行（もしくは間口）の長さ(m)が自動的に表示されるよ。
めっちゃ、楽ちん♪
12坪の土地での建物建築面積は？
それでは次に12坪の土地にどれくらいの大きさの建物を建築することができるのかを見ていきましょう。
まずは建ぺい率ごとの建築面積の上限についてです。
12坪の土地に関する建ぺい率ごとの建築面積の上限は以下のとおりになっています。
| 建ぺい率 | 建築面積の上限 |
|---|---|
| 30% | 3.6坪≒11.901平米（㎡） |
| 40% | 4.8坪≒15.868平米（㎡） |
| 50% | 6坪≒19.835平米（㎡） |
| 60% | 7.2坪≒23.802平米（㎡） |
| 70% | 8.4坪≒27.769平米（㎡） |
| 80% | 9.6坪≒31.736平米（㎡） |
| 90% | 10.8坪≒35.703平米（㎡） |
| 100% | 12坪≒39.669平米（㎡） |
※建ぺい率＝建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。（建築基準法施行令第2条第1項第2号）
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10％あるいは20％の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
12坪の土地での建物延床面積は？
次に容積率ごとの延床面積の上限についてです。
延床面積というのは各階ごとの面積を足し合わせたものですね。
12坪の土地に建築できる建物の容積率ごとの延床面積の上限は次のようになっています。
| 容積率 | 延床面積 |
|---|---|
| 50% | 6坪≒19.835平米（㎡） |
| 60% | 7.2坪≒23.802平米（㎡） |
| 80% | 9.6坪≒31.736平米（㎡） |
| 100% | 12坪≒39.669平米（㎡） |
| 150% | 18坪≒59.504平米（㎡） |
| 200% | 24坪≒79.339平米（㎡） |
| 300% | 36坪≒119.008平米（㎡） |
| 400% | 48坪≒158.678平米（㎡） |
| 500% | 60坪≒198.347平米（㎡） |
| 600% | 72坪≒238.017平米（㎡） |
| 700% | 84坪≒277.686平米（㎡） |
| 800% | 96坪≒317.356平米（㎡） |
| 1000% | 120坪≒396.695平米（㎡） |
※容積率＝建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和（全て足したもののこと）を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率200％の地域なら3階建て3LDKぐらいの家は建てられそうですね。
駐車場も軽自動車ぐらいなら・・・
うーん、微妙に無理ですかねえ。
あっこちゃん 容積率は土地の利用価値を左右する重要な要素なのよ。
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