こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
年明けから不動産屋が物件情報を登録したり調査したりするためのシステム、レインズの使用が大幅、変更となり、中々、慣れません。
この手の変更に対応するのは、正直、おっさんには大変です。
おっさんに、もっと配慮を!(笑)
さて、今回は21坪は何平米になるのかということについてお伝えしていきます。
21坪と言われても一般の方にしてみれば、どれくらいの広さになるのか、なかなかイメージがわかないですよね。
さらに、その広さの土地の上にどれくらいの大きさの建物を建てることができるのかというような話になると皆目、見当がつかないというのが実際のところだと思います。
そのあたりのことをなるべく、専門用語などを用いず、わかりやすく解説していくつもりですので、興味のある方は是非、最後までお付き合い下さい。
それでは、まずは最重要結論です。
21坪は69.42159平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で44.92493畳、京間で38.05904畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
おお、ついに70平米目前となりました。
これなら結構、立派な家が建つのではないでしょうか。
以下、さらに詳しく見ていきましょう。
なお、21坪以外の坪数の平米数を知りたい方は、こちらの記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
坪数を入力すると平米数が自動的に表示される非常に便利なフォームとなっています。
坪・平米換算フォームは上記ページの上の方に掲載されているよ!
広さのイメージは?
21坪がどれくらいの広さになるのかイメージしやすいように車の台数で表現してみますね。
21坪は普通乗用車(約8㎡)、8.68台分ほどの広さということになります。
0.68台分については大体、軽自動車1台分と考えてもらっても結構です。
イメージできましたか?
さらに広さを把握しやすいように21坪の土地の間口と奥行きの主な組み合わせパターンについても確認しておきましょう。
下表のとおりになります。
間口と奥行の比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 8.332m | 8.332m |
3:4 | 7.216m | 9.621m |
3:5 | 6.454m | 10.757m |
1:2 | 5.892m | 11.783m |
1:3 | 4.81m | 14.431m |
間口との奥行きの比率が1:3とかでないかぎり、苦労することなく建築プランをのせられそうです。
理想的なのは3:5から1:2の間でしょうか。
まあ、あくまで私、個人の好みにはなりますが。
なお、21坪の土地について、実際の間口や奥行の長さから他の辺の長さを計算したいという場合には、以下のフォームをご利用下さい。
間口もしくは奥行の長さを入力すると他の辺の長さが自動算出されます。
うん、これで大体の広さはイメージできたわ。
21坪の土地での建物建築面積は?
それではいよいよ21坪の土地にどれくらいの大きさの建物を建築することができるのかを、具体的な数値で確認していきましょう。
21坪の土地に建築できる建物の建ぺい率ごとの建築面積の上限は以下の表のとおりになります。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 6.3坪≒20.826平米(㎡) |
40% | 8.4坪≒27.769平米(㎡) |
50% | 10.5坪≒34.711平米(㎡) |
60% | 12.6坪≒41.653平米(㎡) |
70% | 14.7坪≒48.595平米(㎡) |
80% | 16.8坪≒55.537平米(㎡) |
90% | 18.9坪≒62.479平米(㎡) |
100% | 21坪≒69.422平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率が60%あれば、ギリギリ2階建てにもできそうです。
ちょっと狭くはなってしまいますが。
やはり、基本的には3階建て向けの広さの土地ということになりそうです。
やはり、2階建てにするには、ちょっと狭いのか。
21坪の土地での建物延床面積は?
21坪の土地に建築できる建物の容積率ごとの延床面積の上限は下表のとおりです。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 10.5坪≒34.711平米(㎡) |
60% | 12.6坪≒41.653平米(㎡) |
80% | 16.8坪≒55.537平米(㎡) |
100% | 21坪≒69.422平米(㎡) |
150% | 31.5坪≒104.132平米(㎡) |
200% | 42坪≒138.843平米(㎡) |
300% | 63坪≒208.265平米(㎡) |
400% | 84坪≒277.686平米(㎡) |
500% | 105坪≒347.108平米(㎡) |
600% | 126坪≒416.53平米(㎡) |
700% | 147坪≒485.951平米(㎡) |
800% | 168坪≒555.373平米(㎡) |
1000% | 210坪≒694.216平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率150%で延床面積100平米超の建物を建築できることがわかります。
3階建てにすれば駐車場2台つき、4LDKのゆとりのある家を建てることができそうですね。
21坪ともなると、延床面積の上限もかなり、大きくなってくるのね。
21坪の土地の価格を計算しよう!
21坪の土地について坪単価を入力すると土地の価格が表示される計算フォームと土地価格を入力すると坪単価が表示される計算フォームを作成しました。
どちらの計算フォームも土地価格の妥当性を判断する上で有益なツールとなっていますので、是非ともご利用になって下さいね。
高い買い物をすることがないように気を付けて。慎重にね!