こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
乾燥しているせいか肌がカサカサというより、ガサガサになってきました。
若いころは油ギッシュな方で冬場でもテカテカしているような感じだったのに。
ホント、歳はとりたくないものです。(笑)
まあ、そんなオヤジのボヤキ話はさておき、本題に入って参りましょう。
本日は30坪は何平米になるのかということについてお伝えしていきます。
さらに30坪の間口と奥行の組み合わせパターンや建築可能な建物の規模などについても詳細にお伝えしていきますので興味のある方は是非、最後までお付き合いください。
それでは、早速、本題です。
30坪は99.1737平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で64.17847畳、京間で54.37006畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
ほぼ100平米ですね。
実際、不動産屋の営業マンも「30坪≒100平米」という認識を基準にして、その前後の坪数の土地の広さを把握していることが多いです。
あなたも是非、「30坪≒100平米」なんだと覚えておいて下さい。
なお、30坪以外の坪数の土地の平米数をお知りになりたい場合には以下の記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
坪数を入力すると平米数に自動換算される非常に便利なフォームとなっています。
30坪≒100平米なのね。
これは便利な基準。
覚えておこうっと。
間口と奥行の長さは?
30坪の土地が整形地である場合の間口と奥行の組み合わせパターンは以下のとおりです。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 9.959m | 9.959m |
3:4 | 8.624m | 11.499m |
3:5 | 7.714m | 12.856m |
1:2 | 7.042m | 14.084m |
1:3 | 5.75m | 17.249m |
間口と奥行の比率が1:1、つまり、地形が正方形の場合の1辺の長さは約10メートルとなります。
かなりイメージしやすいですよね。
この点においても30坪というのは他の坪数の広さをイメージする上での基準にしやすいと思います。
なお、30坪の土地について実際の間口や奥行の長さから他辺の長さを計算したい場合には以下のフォームをご利用下さい。
間口や奥行の長さを入力すると他辺の長さが自動計算されます。
ちなみに建物の敷地として利用するのに使いやすいのは間口(もしくは奥行)と奥行(もしくは間口)の比率が3:5ぐらいの土地。
正方形の土地はよほど広くないと結構、使い勝手が悪いんだ。
30坪の土地の建築面積の上限は?
30坪の土地に建築できる建物の建ぺい率ごとの建築面積の上限は以下のとおりになっています。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 9坪≒29.752平米(㎡) |
40% | 12坪≒39.669平米(㎡) |
50% | 15坪≒49.587平米(㎡) |
60% | 18坪≒59.504平米(㎡) |
70% | 21坪≒69.422平米(㎡) |
80% | 24坪≒79.339平米(㎡) |
90% | 27坪≒89.256平米(㎡) |
100% | 30坪≒99.174平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率が50%しかなくても建築面積の上限が約50平米となるため、2階建て戸建の敷地として十分、活用できる広さであることがわかります。
実際、都市部の住宅地においては敷地面積が30坪あれば8~9割がた、2階建ての戸建を建築します。
30坪の土地の建物延床面積の上限は?
30坪の土地に建築できる建物の容積率ごとの延床面積の上限は下表のとおりになっています。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 15坪≒49.587平米(㎡) |
60% | 18坪≒59.504平米(㎡) |
80% | 24坪≒79.339平米(㎡) |
100% | 30坪≒99.174平米(㎡) |
150% | 45坪≒148.761平米(㎡) |
200% | 60坪≒198.347平米(㎡) |
300% | 90坪≒297.521平米(㎡) |
400% | 120坪≒396.695平米(㎡) |
500% | 150坪≒495.869平米(㎡) |
600% | 180坪≒595.042平米(㎡) |
700% | 210坪≒694.216平米(㎡) |
800% | 240坪≒793.39平米(㎡) |
1000% | 300坪≒991.737平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率100%で延床面積の上限が約100平米に達し、立派な2階建て戸建を建築できることがわかります。
まあ30坪あれば、あまり建ぺい率や容積率を気にすることなく、建物敷地として利用できると結論付けることができそうですね。
30坪あれば、いい感じの家を建てられそう。
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