こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
昨日、お客さんに「不動産屋さんとは思えないほど、普通っぽい人ですよね。」と言われました。
とりあえず、ありがとうございますって言っておきましたが、これって褒められるてる?
それとも、けなされてる?
どちらなのか判断がつかない。(笑)
まあ、そんなどうでもいい、おっさんのよもやま話はさておき、早速、本題に入って参りましょう。
本日は33坪は何平米になるのかということについてお伝え致します。
33坪の土地の間口と奥行の長さの組み合わせパターンや建築可能な建物の規模などについても詳細に検討していきますので、興味のある方は、しばらくの間、お付き合いください。
では、早速、結論部分からお伝えして参ります。
33坪は109.0911平米(㎡)です。
また畳で言うと江戸間で70.59631畳、京間で59.80706畳の広さとなります。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
うーん、なんか数字的に結構、広そうな印象になりますね。
100平米を大きく超えていることが、そういう印象を作っているのでしょうか?
江戸間で70畳超というのもなかなかインパクトのある数字です。
以下、33坪という広さをより正確にイメージできるよう、さらに掘り下げて見て参りますね。
なお、33坪以外の坪数の平米数を知りたい場合には以下の記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用になって下さい。
坪数を入力すると平米数に自動換算してくれるというだけのものなんですが、使ってみると結構、便利だと思います。
坪数を平米数に換算する計算式は坪数×3.30579。
この計算をするのが面倒くさいという人は是非、上の記事で紹介している計算フォームを利用してね。
33坪の土地の間口と奥行の長さは?
ここでは33坪の土地の広さをイメージしやすくするべく、33坪の整形地の間口の長さと奥行の長さの組み合わせパターンを確認してみましょう。
以下の表のとおりになります。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 10.445m | 10.445m |
3:4 | 9.045m | 12.06m |
3:5 | 8.09m | 13.484m |
1:2 | 7.385m | 14.771m |
1:3 | 6.03m | 18.091m |
間口と奥行の比率、3:4から3:5あたりが住宅の敷地としては、最もいい感じになるのではないでしょうか。
1:2ぐらいだと間口が狭く、せっかくの土地の広さが伝わりにくくなりそうな気がします。
もちろん、1:2でも土地利用に関しては何の問題も生じないとは思いますが。
なお、33坪の土地について実際の間口や奥行の長さから他辺の長さを求めたいという場合には、以下の計算フォームをご利用下さい。
間口もしくは奥行の長さを入力するだけで他辺の長さが自動的に計算されます。
33坪は車の台数に換算すると13.64台分の広さになるんだって。
33坪の土地での建物建築面積は?
次に33坪の土地の上に建築できる建物の大きさについて確認していきましょう。
土地の上に建築できる建物の大きさはその土地に適用される建ぺい率から計算される建築面積の上限と容積率から計算される延床面積の上限によって、大まかに決まってきます。
(その他にも高さ制限等についても考慮する必要あり。)
まずは33坪の土地に建築できる建物の建ぺい率ごとの建築面積の上限から確認していきます。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 9.9坪≒32.727平米(㎡) |
40% | 13.2坪≒43.636平米(㎡) |
50% | 16.5坪≒54.546平米(㎡) |
60% | 19.8坪≒65.455平米(㎡) |
70% | 23.1坪≒76.364平米(㎡) |
80% | 26.4坪≒87.273平米(㎡) |
90% | 29.7坪≒98.182平米(㎡) |
100% | 33坪≒109.091平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
33坪ともなると建ぺい率40%でも建築面積が43.6平米ほどになり、一般的な大きさの2階建て住宅を建築できることになります。
まあ、実際には建ぺい率が40%という地域は、そんなに多くはないと思いますが、それぐらいにゆとりのある広さであるということです。
33坪の土地での建物延床面積は?
次に33坪の土地に建築できる建物の適用容積率ごとの延床面積の上限について確認していきます。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 16.5坪≒54.546平米(㎡) |
60% | 19.8坪≒65.455平米(㎡) |
80% | 26.4坪≒87.273平米(㎡) |
100% | 33坪≒109.091平米(㎡) |
150% | 49.5坪≒163.637平米(㎡) |
200% | 66坪≒218.182平米(㎡) |
300% | 99坪≒327.273平米(㎡) |
400% | 132坪≒436.364平米(㎡) |
500% | 165坪≒545.455平米(㎡) |
600% | 198坪≒654.546平米(㎡) |
700% | 231坪≒763.637平米(㎡) |
800% | 264坪≒872.729平米(㎡) |
1000% | 330坪≒1090.911平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率100%でも十二分な規模の住宅を建築できることがわかります。
容積率200%以上ともなれば、ちょっとした収益物件なんかも建築できてしまいそうです。
まあ、それぐらいに結構、ゆとりのある広さということですね。
ほんと、容積率次第で、かなり大きな建物を建てることもできそうだね。
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土地の購入に際しては取引価格の妥当性について、しっかりとした事前チェックを行う必要があります。
その事前チェックをサポートするツールとして土地価格計算フォームと坪単価計算フォームを用意させて頂きましたので必要に応じてご利用下さい。
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