こんにちは、不動産大好き男、やっせです。
お客さんのためにとった、リフォームの見積もりが高すぎて驚いています。
いくら何でも欲張り過ぎやろ。
あんたのところからは二度と見積もりとらへんからな。(笑)
さて、本日は22坪は何平米になるかということについてお伝えしたいと思います。
22という数字を見ると阪神の往年の名選手、田淵幸一氏(まんが「がんばれ、タブチくん」のモデル)が思い出されます。
古すぎて若い人にはさっぱり、わからないだろうなあ。
まあ、そんな初老男のカビの生えたような思い出話はさておき、早速、本題に入って参りましょう。
まずはズバリ結論からです。
22坪は72.72738平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で47.06421畳、京間で39.87137畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
晴れて70平米台、突入です。
70平米以上あれば、色々な利用方法を考えることができそうですね。
以下、22坪の土地についてさらに詳しく見てきますので興味のある方は引き続き、お付き合い下さい。
※22坪以外の坪数の平米数をお知りになりたい方は、下記のページで紹介している坪・平米(㎡)簡単計算フォームをご利用下さい。
任意の坪数を入力すると平米数が自動計算される優れものです。
上記ページ内では、坪・平米簡単計算フォーム以外にも、いろいろな計算フォームを設置してあるから、是非、いろいろと試してみてね。
広さのイメージは?
22坪の広さをより具体的にイメージできるように、ここでは22坪の整形地(長方形の土地のこと)の間口と奥行の組み合わせパターンをいくつか紹介したいと思います。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 8.528m | 8.528m |
3:4 | 7.385m | 9.847m |
3:5 | 6.606m | 11.01m |
1:2 | 6.03m | 12.06m |
1:3 | 4.924m | 14.771m |
一番イメージしやすいのは正方形となる1:1の比率でしょうか。
ざっくりと8.5メートル×8.5メートルの広さということになります。
ちなみに現実によく見るのは1:2ぐらいの比率ですね。
これぐらいの比率だと奥に建物、手前に駐車場という配置を作りやすくなります。
なお、22坪の土地について上記以外の間口や奥行の長さから他方の辺の長さを算出したい場合には、こちらの計算フォームをご利用になって下さい。
間口や奥行の長さを入力すると他方の辺の長さが自動表示されます。
是非、お試しあれ。
22坪は車の台数でたとえると普通乗用車(約8㎡)、9.09台分ほどの広さになるんだ。
ご参考までに。
22坪の土地での建物建築面積は?
次に22坪の土地に建築することができる建物の大きさについて確認してみましょう。
土地に建築することができる建物の大きさは、その土地に適用される建ぺい率から計算される建築面積の上限と容積率から計算される延床面積の上限の大きさによって、ほぼ、ほぼ決まってきます。
まずは22坪の土地の建ぺい率ごとの建築面積の上限について確認していきます。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 6.6坪≒21.818平米(㎡) |
40% | 8.8坪≒29.091平米(㎡) |
50% | 11坪≒36.364平米(㎡) |
60% | 13.2坪≒43.636平米(㎡) |
70% | 15.4坪≒50.909平米(㎡) |
80% | 17.6坪≒58.182平米(㎡) |
90% | 19.8坪≒65.455平米(㎡) |
100% | 22坪≒72.727平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率が60%あれば、2階建てにしても87平米強ぐらいの建物を建築できることがわかります。
実際、私が知る範囲でも、これぐらいの土地面積から2階建ての建物の割合が徐々に増えてくるように思います。
正直、2階建てにするにはカツカツの広さではありますが。
22坪も、どちらかと言うと3階建て建物の敷地向けの広さということになるのかしら。
微妙なところね。
22坪の土地での建物延床面積は?
次に22坪の土地の容積率ごとの延床面積の上限について確認していきます。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 11坪≒36.364平米(㎡) |
60% | 13.2坪≒43.636平米(㎡) |
80% | 17.6坪≒58.182平米(㎡) |
100% | 22坪≒72.727平米(㎡) |
150% | 33坪≒109.091平米(㎡) |
200% | 44坪≒145.455平米(㎡) |
300% | 66坪≒218.182平米(㎡) |
400% | 88坪≒290.91平米(㎡) |
500% | 110坪≒363.637平米(㎡) |
600% | 132坪≒436.364平米(㎡) |
700% | 154坪≒509.092平米(㎡) |
800% | 176坪≒581.819平米(㎡) |
1000% | 220坪≒727.274平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率が150%あれば、延床面積の上限が109.091平米にもなるのですから5LDKぐらいの建物でも十分、建築できそうですね。
3階建てにすれば、かなり立派な家を建てられる広さということです。
広いLDKを作ってもいいかもね。
22坪の土地の価格を計算しよう!
土地の購入に際して最も気になるのは、購入しようとしている土地価格が、相場に比べて高いのか、安いのかということでしょう。
その点の検討を慎重に行って頂くべく、22坪の土地について、坪単価から土地価格を自動計算できるフォームと土地価格から坪単価を自動計算できるフォームをご用意しました。
是非ともこれら2つのフォームをしっかりと活用し、後悔のない土地購入を実現して下さい。
不動産は相場を無視した価格設定がなされていることも多いのよ。
後悔しなくていいよう、しっかりと事前検討してね!