こんにちは、最近、胃袋の衰えをやけに感じることが多い、ヤッセーです!
悲しいかな、天下一品のラーメンを食べた後は胃薬がかかせなくなりました。
さて前回の記事では高校生の握力の平均を調べて見たわけですが、すると俄然、他の年代の握力の平均も気になってきました。
そこで、しばらくの間、各年代ごとの握力の平均について詳しく調べてお伝えしてきたいと思います。
第一弾は中学生の握力の平均です。
うちの息子の中学生時代を思い返す限り、まだまだひ弱だった印象があるのですが、既に体型的にはしっかり大人といった印象の中学生も結構、多いのも事実。
そんな子供と大人のはざまのような年代の中学生の握力の平均は、果たしてどの程度のものなのでしょうか?
中学生の握力の平均について信用できるデータに基づき詳しくまとめてみましたので興味のある方は是非、最後までお付き合い下さい。
それでは早速、いってみましょう。
今どきの中学生の握力の平均は?
それではズバリ結論からお伝えしますね。
令和2年に実施された体力・運動能力調査によると今どきの中学生の握力の平均は以下のようなものだそうです。
中学生の握力平均(令和2年度) | 男子 | 女子 |
---|---|---|
中学1年生(13歳) | 30.58キロ | 24.17キロ |
中学2年生(14歳) | 35.35キロ | 25.94キロ |
中学3年生(15歳) | 36.93キロ | 25.69キロ |
印象的なのは中学1年生から中学2年生にかけての男子の握力の平均値の急激な伸びですね。
なんと、1年の間で5キロ程度も伸びていることになります。
中学2年生から中学3年生にかけての握力の平均の伸びが2キロにも満たないことを考慮すれば、非常に大きな伸びと言えると思います。
一般論として男子は中学1年生から2年生にかけての時期が身体的に一気に大人に近づく時期になっているのかもしれません。
中学生の握力、昔と比べると?
今どきの中学生の握力の平均は、昔の中学生の握力の平均と比べて、どの程度、変化しているものなのでしょうか。
ここでは政府の統計情報サイト内で公開されているデータの中で最も古い平成11年度の中学生の握力の平均と比較してみますね。
中学生の握力平均(平成11年度) | 男子 | 女子 |
---|---|---|
中学1年生(13歳) | 31.34キロ | 24.20キロ |
中学2年生(14歳) | 36.85キロ | 25.83キロ |
中学3年生(15歳) | 39.17キロ | 25.67キロ |
うーん、女子の方は、ほとんど変わりないですが、男子の方は結構、落ち込んでいるようですね。
特に中学3年生男子については2キロ以上も落ち込んでしまっています。
スマホを触る時間が増えたせいで、体を動かす時間が減っているのかも。
スマホを触るなとは言いませんが、少し意識的に体を動かす時間を増やした方がいいんじゃないでしょうか。
やっぱり、ある程度、体力がある方が男としてのメンツも立ちますし、女子にも頼りにされると思いますから。
と頼りないおっさんが言ってみる。(笑)
体力の成長速度は体型の成長と同様に個人差がありますので、握力が平均を下回っていたとしても、あまり気にし過ぎないようにして下さい。
適度に運動することを心がけていれば、やがて自然と平均に追いついていきます。
運動部は握力が強い?
次に運動部に所属している人とそうでない人の握力の平均を確認しておきたいと思います。
男子 | 運動部に所属している | 運動部に所属していない |
---|---|---|
中学1年生(13歳) | 30.99キロ | 27.95キロ |
中学2年生(14歳) | 35.52キロ | 34.47キロ |
中学3年生(15歳) | 37.50キロ | 35.81キロ |
女子 | 運動部に所属している | 運動部に所属していない |
---|---|---|
中学1年生(13歳) | 24.76キロ | 22.76キロ |
中学2年生(14歳) | 26.58キロ | 25.08キロ |
中学3年生(15歳) | 26.53キロ | 24.95キロ |
男女問わず全学年で運動部に所属している人の方が大体、2キロ程度、握力が強いようです。
まあ、これは大体、予想通り。
やはり、一般論として運動部に所属している人の方が握力が強くなるのですね。
運動部でない人はあまり非力になりすぎないよう、多少、意識的に鍛えたりする方がいいのかもしれません。
誰でも簡単にできる握力強化法を紹介している動画がありましたので、以下に紹介しておきます。
説明の仕方もかなり上手で、すぐにでも実践できる内容になっていますので、興味のある方は是非とも参考になさって下さいね。
平均握力との差はいくら?握力計算フォーム
あなたの握力が平均とどれくらい差があるのか、簡単に計算できるフォームを作ってみました。
「こんなもの使わなくても電卓たたけば、すぐに計算できるじゃん」という突っ込みはなしでお願いします。(笑)
学年、男女別にフォームを用意しましたので、ご自身が該当するものを選んで試してみて下さいね。
まとめ
それでは最後に今回の記事の内容について簡単にまとめておきます。
- 中学生男子の握力の平均は学年ごとで大きく異なる。
特に1年生時から2年生時は30.58キロから35.35キロへとの約5キロも強くなる。 - 中学生女子の握力の平均は1年生時から2年生時にかけて強くなるが、その伸びは1.5キロ程度と小さく、2年生時から3年生時には逆に少し弱くなる。(受験勉強のため、運動する時間が少なくなることが原因?)
- 令和2年度と平成11年度の中学生の握力の平均を比較すると、女子は、ほとんど変わりないが、男子の方は低下傾向にあることがわかる。
特に3年生男子については2キロ以上も握力の平均が低下している。 - 男女問わず全学年で運動部に所属している人の方が所属していない人より概ね、2キロ程度、握力の平均値が高い。
余談だけど、僕が中学生の頃の握力測定では、結構、インチキをする人が多かったなあ。
力を入れるふりをしながら、太ももとかで握力計の針を動かしたりするんだよね。
まあ、僕もふさげて、やってみた口だけど。
ああいった、おふざけは、いつの時代の中学生もやるものだと思うんだけど、今の子たちもやるのかな。
もし、そうだとしたら政府機関が公表する中学生の握力の平均データと言っても、あまり、あてにはならないかもしれないね。(笑)
ちなみに他の平均についてもあれこれ記事にしていますので、合わせてチェックしてみて下さいね。
⇒色んな平均の記事一覧