こんにちは、不動産大好き男、やっせです。
昨日、お客さんを案内させてもらったマンションの室内があまりに汚くて驚かされました。

失礼ながら靴を脱いで上がるのも、ためらわれるぐらいの状況。
お客さんの分も含めて使い捨てスリッパをいっぱい持っていっておいて良かったです。

それにしても売主さんも人が来るのがわかっているのだから、少しぐらい掃除をすればいいのにね。
まあ、あのままの状態では、よほど価格を下げない限り、売れることはないでしょう。

さて、序段が少し長くなってしまいましたが、ここから本題です。
本日は27坪は何平米になるのかということについてお伝え致します。

さらに27坪は畳で言うと、何畳分になるのかや、その土地の上に建築できる建物の規模まで詳細にお伝えして参りますので興味のある方は是非、最後までお付き合い下さい。
それでは早速、核心部分のお話です。

27坪89.25633平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で57.76062畳、京間で48.93305畳の広さです。

1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。

ほぼ、90平米ということですね。
まあ、これぐらいの広さがあれば、あまり色々と気にすることなく、自分好みの規模の建物を建てることができそうです。

以下、そのあたりのことについて詳細に確認して参ります。

※27坪以外の坪数の土地の平米数をお知りになりたい方は、以下の記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
坪数を入力すると、平米数が自動計算される非常に便利なフォームです。

あっこちゃんあっこちゃん

任意の坪数の土地の価格や坪単価を計算できるフォームも紹介しているから是非、一度、のぞいてみてね。

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27坪の土地の間口と奥行の組み合わせパターンは?

27坪の土地の広さを把握しやすくするために、27坪の土地の間口と奥行きの組み合わせパターンを確認してみましょう。
ここでは間口と奥行の比率、1:1から1:3まで5つの組み合わせパターンを紹介しておきます。

間口と奥行きの比率間口(もしくは奥行)奥行(もしくは間口)
1:19.448m9.448m
3:48.182m10.909m
3:57.318m12.197m
1:26.68m13.361m
1:35.455m16.364m

まあ、ここでも使い勝手がいいのは3:5から1:2の間ぐらいの組み合わせパターンでしょう。
1:3だと地形がちょっと細長くなりすぎて建物と駐車場などの配置を考えるのが難しくなりそうです。

なお、27坪の土地について上記5つ以外の間口と奥行の組み合わせパターンをお知りになりたい方は、下記のフォームをご利用下さい。
間口もしくは奥行のメートル数を入力すると他方の辺のメートル数が自動計算されます

まことくんまことくん

なるほど、間口と奥行の長さがわかると広さが、かなりイメージしやすくなるな。

27坪の土地での建築面積の上限は?

土地に建築することができる建物の規模は、その土地に適用される建ぺい率から計算される建築面積の上限と容積率から計算される延床面積の上限から、概ね、決まってきます。
27坪の土地に建築することができる建物の建ぺい率ごとの建築面積の上限は下表のとおりになっています。

建ぺい率建築面積の上限
30%8.1坪≒26.777平米(㎡)
40%10.8坪≒35.703平米(㎡)
50%13.5坪≒44.628平米(㎡)
60%16.2坪≒53.554平米(㎡)
70%18.9坪≒62.479平米(㎡)
80%21.6坪≒71.405平米(㎡)
90%24.3坪≒80.331平米(㎡)
100%27坪≒89.256平米(㎡)

※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。

27坪の土地については建ぺい率50%でも建築面積の上限が約45平米となることがわかります。
標準的な大きさの2階建て住宅なら建築することができそうですね。

さらに建ぺい率が60%になると建築面積の上限が約53.5平米となります。
ここまでくると2階建てであっても、割とゆとりのある大きさの建物にできるはず。
やはり、欲を言えば、建ぺい率60%以上ある方が良さそうです。

27坪の土地での建物延床面積は?

次に27坪の土地に建築することができる建物の容積率ごとの延床面積の上限について確認します。
下表のとおりです。

容積率延床面積
50%13.5坪≒44.628平米(㎡)
60%16.2坪≒53.554平米(㎡)
80%21.6坪≒71.405平米(㎡)
100%27坪≒89.256平米(㎡)
150%40.5坪≒133.884平米(㎡)
200%54坪≒178.513平米(㎡)
300%81坪≒267.769平米(㎡)
400%108坪≒357.025平米(㎡)
500%135坪≒446.282平米(㎡)
600%162坪≒535.538平米(㎡)
700%189坪≒624.794平米(㎡)
800%216坪≒714.051平米(㎡)
1000%270坪≒892.563平米(㎡)

※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。

容積率100%でも標準的な大きさの住宅を建築できることがわかります。
さらに容積率150%ともなれば、よほど大きな家を建てるつもりがない限り、全くもって問題なさそうです。
5LDKにしても非常に大きなLDKを作ることができると思います。

あっこちゃんあっこちゃん

ただし、ムダに大きくしすぎない方が無難だよ。
建築費だけでなく、固定資産税等の維持費も高くなってしまうからね。

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まことくんまことくん

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