こんにちは、あいかわらず世の中の平均探求にはまり続ける、やっせです。
本日は、前回、予告させて頂いたとおり、高校生の100メートル走平均タイムについてお伝えして参ります。
私も高校生の時には100メートル走の計測をやった経験があります。
タイムはたしか13.4秒とか、それぐらいのものだったような・・・
すいません、記憶としてはかなり曖昧です。
なにしろ30年以上も前の話ですので。(笑)
たしかクラスの中では、中の上ぐらいのタイムだったと思うのですが、世間一般の高校生のタイムと比べてどうだったのでしょうか。
個人的には非常に気になるところです。
ということで今回も高校生の100メートル走平均タイムとその関連情報について根掘り葉掘り調査し、お伝えしていきますので興味のある方は是非、最後までお付き合い下さい。
それでは、早速、いってみましょう!
一般高校生の100メートル走の平均タイムについては信頼に足るデータが存在していません。
そのため、本記事では高校生の50メートル走の平均タイムを基に100メートル走の平均タイムを計算しています。
その点、あらかじめご了承下さい。
本記事内では50メートル走のタイムから100メートル走のタイムを予測する一般的な公式50メートル走タイム×2-0.5秒を利用して50メートル走の平均タイムから100メートル走の平均タイムを計算しています。 100メートル走の平均タイムの予測についてはもう少し緻密な方法もあるのかもしれませんが、誰にとっても理解しやすいものということで、この方法を採用することにしました。
高校生の100メートル走平均タイムは?
高校生の100メートル走予測平均タイムは以下の表のとおりです。
※基準となる50メートル走の平均タイムについては令和2年に実施された体力運動能力調査における結果データを利用しています。
※()内の数字は50メートル走の平均タイムです。
学年 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
高校1年生(15歳) | 14.48秒(7.49秒) | 17.28秒(8.89秒) |
高校2年生(16歳) | 14.12秒(7.31秒) | 17.42秒(8.96秒) |
高校3年生(17歳) | 13.96秒(7.23秒) | 17.60秒(9.05秒) |
男子については高校1年生時点では中学3年生時点に比べて、ほんのちょっとではありますが、平均タイムが落ちていますね。
まあ、これは高校受験のための勉強による運動不足が原因でしょう。
その後は高校2年、3年とわずかながら平均タイムが縮んでいます。
高校3年生男子の平均タイムが13.96秒ということですから、私のタイムが中の上ぐらいだったという記憶は、大体、当たってそうですね。
女子については中学3年生から高校3年生まで、わずかづつではありますが、毎年のように平均タイムが落ちていっています。
高校1年生時点での平均タイムの下降は受験勉強の影響もあるのでしょうが、それ以降も平均タイムが落ち続けているところを見ると、下降傾向に入ったものと考えて良いでしょう。
結果的に女子の100メートル走の平均タイムのピークは中学3年生時点ということになります。
正直、かなり早い感じがしますね。
※短距離走を速く走るためのコツを以下の記事で紹介していますので、興味のある方はご覧になって下さい。
特に現時点でのタイムが遅い方にとっては、大きなヒントになるはずです。
100メートル走、小学生の平均タイムを学年別、男子女子別に全力で紹介!
男子はさらに平均タイムが縮んでいるけど、女子の方は平均タイムが落ちていくんだね。
高校3年生ともなれば平均タイム差が3.64秒にもなるのか。
平均タイムとの差を計算してみよう
100メートル走の平均タイムとの差を簡単に計算できるフォームを作ってみました。
自分の100メートル走のタイムが平均に比べて、どれくらい速いのか、あるいは、どれくらい遅いのかを知りたい方は是非、利用してみて下さいね。
※上のフォームにあなたのタイムを入力してエンターキーを押すとすぐ下のフォームに平均タイムとの差が出力されます。
※計算フォームは学年別・男女別に用意していますので、自分の学年・性別にマッチしているものを選んでご利用下さい。
うっ、もはや全く敵わない。
やったー!私は高3男子の平均タイムにもギリギリ勝ってる!!
100メートル走の高校生日本記録は?
高校生の100メートル走の平均記録について把握できたところで高校生の日本記録についても確認しておきましょう。
高校生の100メートル走の日本記録は男子で10.01秒、女子で11.43秒となっています。
大人も含めた日本記録が男子で9.95秒、女子で11.21秒なので、ほぼ大人と同等のタイムですね。
ちなみに高校生の100メートル走の日本記録を持つのは、後に日本人初の100メートル走、9秒台スプリンター(記録は9.98秒)となったリオデジャネイロオリンピック、4×100メートルリレー、銀メダリストの桐生祥秀選手。
やはり、世界で活躍するような選手は高校生の頃からレベルが違うものなんですね。
桐生選手については、ここ数年は記録が足踏み状態になってしまっているようですが、もう一踏ん張りして現在の日本記録(9.95秒)を是非、更新して欲しいものです。
なお、ちょっとした遊び心であなたの100メートル走のタイムと高校生の日本記録との差を求めることができる計算フォームを作ってみました。
興味のある方は、是非、ご利用になって下さい。
桐生選手には頑張ってもらたいなあ。
なんと言っても日本人初の9秒台スプリンターだからね。
私は断然、現日本記録保持者の山縣選手派。
なんか、シュッとしてるもん。
まとめ
- 男子高校生の100メートル走の平均タイムは1年生:14.48秒、2年生:14.12秒、3年生:13.96秒。
男子については高1時点で若干、平均タイムが低下するものの、その後、高3まで平均タイムが伸び続けることになる。 - 女子高校生の100メートル走の平均タイムは1年生:17.28秒、2年生:17.42秒、3年生:17.60秒。
女子については中学3年生時点が100メートル走平均タイムのピークで、その後は平均タイムが低下していくことになる。 - 高校生の100メートル走の日本記録は男子で10.01秒、女子で11.43秒。
どちらのタイムも大人も含めた日本記録とほぼ同水準に達している。
次回は大人の100メートル走の平均タイムについてお知らせする予定です。
100メートル走の平均についての調査も、いよいよ後半戦に突入していきますから、最後までお付き合い下さいね。
それではまた次回!
ちなみに他の平均についてもあれこれ記事にしていますので、合わせてチェックしてみて下さいね。
⇒色んな平均の記事一覧