こんにちは、不動産大好きオヤジ、やっせです。
思えば小学生の頃から、土曜日に入る不動産のチラシをなめるように見ていました。
小遣い月額1000円の小学生には買えるはずもないのにね。(笑)
さて今回は16坪は何平米(㎡)になるのかということについてお届けしたいと思います。
16坪というのも3階建て戸建の敷地面積として結構、ありそうな数字のような気がしますが、過去の取引事例の中ではあまり思い浮かばないなあ。
単に歳をとって物忘れが激しくなっているだけかもしれませんが。
まあ、そんなどうでもいい私の老化話はさておき、早速、本題に入って参りましょう。
ズバリ結論からお伝えします。
16坪は52.89264平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で34.22852畳、京間で28.99736畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
おお、ついに念願の50平米、突破です。
50平米以上、あるのかないのかで、ちょっと、印象、変わってきますよね。
もちろん、まだまだ、広いというわけではありませんが。
以下、16坪の土地について、さらに詳しく見ていきますので興味のある方は引き続き、お付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
広さのイメージは?
16坪の広さを具体的にイメージできるよう、自動車の台数に換算してみます。
普通乗用車(約8㎡)でいうと、6.61台分ということになります。
ざっくり普通乗用車6台分+軽自動車1台分ぐらいの感じですかね。
イメージできましたか?
さらにイメージをつかみやすいように16坪の整形地(長方形の土地のこと)の間口と奥行の主な組み合わせパターンを紹介しておきますね。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 7.273m | 7.273m |
3:4 | 6.298m | 8.398m |
3:5 | 5.633m | 9.389m |
1:2 | 5.143m | 10.285m |
1:3 | 4.199m | 12.597m |
ちなみに正方形に近い形状の狭小地ってかなり、建物のプランをのせにくくなりますので気をつけて下さい。
間口と奥行の比率が3:5程度以上には差がある方が使い勝手はいいと思います。
なお、16坪の土地について実際の間口(もしくは奥行き)の長さから奥行(もしくは間口)の長さを計算したいという方はこちらのフォームを使って下さい。
サクッと計算できてしまいます。
たとえば間口が6mの土地の奥行を調べたい場合には、間口(もしくは奥行)の長さ(m)のところに6と入力するんだ。
すると奥行の長さが自動計算されるよ。
16坪の土地での建物建築面積は?
では、次に16坪の土地に建築できる建物の規模感をお伝えしていきます。
建築できる建物の規模感は、建築面積と延床面積の上限によって知ることができます。
まずは16坪の土地に建築できる建物の建築面積の上限について確認します。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 4.8坪≒15.868平米(㎡) |
40% | 6.4坪≒21.157平米(㎡) |
50% | 8坪≒26.446平米(㎡) |
60% | 9.6坪≒31.736平米(㎡) |
70% | 11.2坪≒37.025平米(㎡) |
80% | 12.8坪≒42.314平米(㎡) |
90% | 14.4坪≒47.603平米(㎡) |
100% | 16坪≒52.893平米(㎡) |
※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。
建ぺい率が60%あれば1階面積を32平米弱まで、とることができることがわかります。
3階建てにすれば、結構、いい感じの広さの家を建てることができそうですね。
16坪の土地での建物延床面積は?
次は16坪の土地に建築できる建物の延床面積の上限について確認します。
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 8坪≒26.446平米(㎡) |
60% | 9.6坪≒31.736平米(㎡) |
80% | 12.8坪≒42.314平米(㎡) |
100% | 16坪≒52.893平米(㎡) |
150% | 24坪≒79.339平米(㎡) |
200% | 32坪≒105.785平米(㎡) |
300% | 48坪≒158.678平米(㎡) |
400% | 64坪≒211.571平米(㎡) |
500% | 80坪≒264.463平米(㎡) |
600% | 96坪≒317.356平米(㎡) |
700% | 112坪≒370.248平米(㎡) |
800% | 128坪≒423.141平米(㎡) |
1000% | 160坪≒528.926平米(㎡) |
※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。
容積率150%以上の地域なら、少なくとも普通規模の家は建てられそうですね。
ちなみに第一種・第二種の中高層住居専用地域でも法律上は容積率100%が指定される余地がありますので、油断することなく、必ず容積率を確認するようにして下さいね。
16坪あれば容積率次第で結構、大きな家が建てられそう。
16坪の土地の価格を計算しよう!
不動産を購入する際には価格が相場に比べて妥当なものとなっているのかについて、必ず事前検討する必要があります。
割高物件をつかまされないためにも、以下の2つのフォームを利用して、しっかりと価格の妥当性についての事前検討を行うようにして下さい。
お金は大切。
絶対にムダなお金を使わされることがないよう注意してね。