こんにちは、不動産大好き男、やっせです。
今週末、お客さんに内覧してもらう予定だった物件に先に買付(購入申し込み)が入ったとの連絡を受けました。
ショックや。(笑)

さて、本日は19坪は何平米になるのかということについて、お伝えしたいと思います。
19坪というと中途半端な感じがしますが、実務的には割とよく見る数字のような気がします。
むしろ20坪ジャストより見る機会が多いような・・・

まあ、そんな私のどうでもいい印象の話はさておき、早速、本題に入って参りましょう。
ズバリ、結論です。

19坪62.81001平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で40.64636畳、京間で34.43437畳の広さです。

1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。

おお、晴れて60平米、突破です。
これなら、結構、いい感じの家が建つんじゃないでしょうか。

以下、19坪の広さについてさらに詳細、掘り下げて見ていきますので興味のある方は引き続き、お付き合い下さいね。

なお、19坪以外の坪数の平米数についてお知りになりたい方は、こちらの記事をご覧になって下さい。
坪数を入力すると平米数が自動的に表示される計算フォームを紹介しています。

あっこちゃんあっこちゃん

上記の記事には他にも色々と便利な計算フォームを用意してあるから、是非、一度、のぞいてみてね。

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19坪の広さのイメージは?

19坪の広さを自動車の台数でたとえると普通乗用車(約8㎡)、7.85台分ということになります。
車、約8台分ということですから、まあまあの広さと言えそうですね。

さらにイメージしやすいように19坪の土地の間口と奥行きの組み合わせパターンを確認しておきましょう。
19坪の整形地の間口と奥行の組み合わせパターンとしては以下のようなものがあります。

間口と奥行きの比率間口(もしくは奥行)奥行(もしくは間口)
1:17.925m7.925m
3:46.863m9.151m
3:56.139m10.231m
1:25.604m11.208m
1:34.576m13.727m

1:2の組合わせパターンなどでは3階建ての家を建てて駐車場2台分を余裕で確保することができそうです。
もちろん、容積率が一定水準以上あってこその話にはなりますが。

なお、19坪の土地について実際の間口の長さから奥行の長さを計算したいという方は、こちらのフォームをご利用になって下さい。
間口の長さを入力すると奥行の長さが自動的に表示されます。

19坪の土地での建築面積は?

ここでは19坪の土地に建築できる建物の大きさを確認しておきます。

建築できる建物の大きさは、その土地に適用される建ぺい率と容積率によって決まります。
土地の広さが19坪とした場合の建ぺい率ごとの建築面積の上限は下表のとおりです。

建ぺい率建築面積の上限
30%5.7坪≒18.843平米(㎡)
40%7.6坪≒25.124平米(㎡)
50%9.5坪≒31.405平米(㎡)
60%11.4坪≒37.686平米(㎡)
70%13.3坪≒43.967平米(㎡)
80%15.2坪≒50.248平米(㎡)
90%17.1坪≒56.529平米(㎡)
100%19坪≒62.81平米(㎡)

※建ぺい率=建築面積÷敷地面積
建築面積とは建物の壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のことを言います。(建築基準法施行令第2条第1項第2号)
水平投影面積とは建物を真上から見た時の面積のことです。
多くの建物において1階部分の面積が水平投影面積になりますので、よくわからない場合には1階部分の面積のことだと思ってもらえれば結構です。
建ぺい率については角地であるなど、一定の条件を満たすことによって10%あるいは20%の緩和を受けられることがあります。
※建ぺい率は土地の物件資料等に記載されています。

建ぺい率が70%を超えていれば2階建ての家でもなんとか建てることができそうですね。
まあ基本的には3階建ての家を建てるのに適した広さだとは思いますが。

まことくんまことくん

これぐらいの建築面積がとれれば、見た目にも、どっしりした感じの家を建てることができそうだね。

19坪の土地での建物延床面積は?

土地の広さが19坪とした場合の容積率ごとの建物の延床面積の上限は以下のとおりになります。

容積率延床面積
50%9.5坪≒31.405平米(㎡)
60%11.4坪≒37.686平米(㎡)
80%15.2坪≒50.248平米(㎡)
100%19坪≒62.81平米(㎡)
150%28.5坪≒94.215平米(㎡)
200%38坪≒125.62平米(㎡)
300%57坪≒188.43平米(㎡)
400%76坪≒251.24平米(㎡)
500%95坪≒314.05平米(㎡)
600%114坪≒376.86平米(㎡)
700%133坪≒439.67平米(㎡)
800%152坪≒502.48平米(㎡)
1000%190坪≒628.1平米(㎡)

※容積率=建物の延床面積÷敷地面積
建物の延床面積とは各階の面積の総和(全て足したもののこと)を言います。
なお、当該土地の接する前面道路が12メートル未満の場合、前面道路の幅員による容積率の制限を受けることになります。
※実際に建築できる建物の容積率については不動産屋の営業マン等に必ず確認するようにして下さい。

容積率が150%以上あれば、3階建て、4LDKぐらいの家を十分、建てることができそうです。

ちなみに法律上は低層住居専用地域以外の住居系の用途地域でも都市計画上の指定容積率を100%に指定することが可能になっています。
低層住居専用地域でないからといって油断せずに、必ず容積率をチェックするようにして下さいね。

19坪の土地の価格を計算しよう!

土地を購入する際には、その価格が相場に比べて割高になっていないかを、必ず、チェックする必要があります。

その価格チェックを容易にするために坪単価から土地価格を計算できるフォーム土地価格から坪単価を計算できるフォームをそれぞれ用意しましたので、是非ともご利用になって下さい。


あっこちゃんあっこちゃん

一戸建ての価格の妥当性を判断する際には土地と建物にわけて価格を算定してみて。
より適切な判断ができるようになるはず。

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