こんにちは、やっせです。
昨日、お客さんの家にお邪魔した際に靴下に穴があいているのに気づき、あせりました。
しかも結構、大きい。(笑)

なんとか隠そうかとも思いましたがムリだと判断し「うわっ、穴あいてる」とわざと大きな声で自己申告したところ、お客さんは大爆笑。
なんとか、気まずい雰囲気になることを避けることができました。
ユーモアの通じるお客さんで本当に良かった。

さて、そんなオッサンの小っ恥ずかしい失敗話はさておき、本題に入って参りましょう。
今回は53坪は何平米になるのかということについてお伝え致します。

例によって53坪の土地の間口と奥行の長さや53坪の土地に建築できる建物の大きさなどについても、具体的な数字をあげつつ解説していきますので、53坪の土地の購入等を検討されている方は、是非とも最後までお付き合い下さい。
それでは、ズバリ、結論です。

53坪175.2069平米(㎡)です。
畳数で言うと江戸間サイズで113.382畳、京間サイズで96.05376畳の広さとなります。

1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。

約175平米。
これぐらいの平米数になると、ハッキリと「広いんだろうな」って感じがしてきますよね。
まあ、あくまで都会の人の感覚だとは思いますが。

以下、53坪の広さについて、さらに詳しく検討して参ります。

なお、53坪以外の坪数の土地の平米数を計算したい場合には過去記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
任意の坪数を入力すると平米数に自動換算される、なかなか便利なフォームです。

あっこちゃんあっこちゃん

175平米超って、かなり広そう。

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53坪の土地の間口と奥行の長さは?

53坪の土地が整形地(長方形の土地)であるとした場合の間口と奥行の長さの組み合わせパターンは以下の表のとおりです。

間口と奥行きの比率間口(もしくは奥行)奥行(もしくは間口)
1:113.237m13.237m
3:411.463m15.284m
3:510.253m17.088m
1:29.36m18.719m
1:37.642m22.926m

間口と奥行の比率の変化による各辺の長さの変化を確認できるよう、5つの組み合わせパターンを取り上げてみました。
1:1の比率の場合、間口と奥行の長さは13.2メートルぐらいのものですが、1:3の比率の場合、間口もしくは奥行の長さは約23メートルにも達します。
53坪の土地がいかに広いものであるかということが、わかりますね。

なお、53坪の土地について上記以外の長さの組み合わせパターンを知りたい場合には以下の計算フォームをご利用下さい。
間口(もしくは奥行)の長さを入力すると奥行(もしくは間口)の長さが自動計算されます。

まことくんまことくん

53坪は車、約22台分の広さ
いかに広いかってことがわかるよね。

53坪の土地での建築面積の上限値は?

それでは次に53坪の土地に建築できる建物の大きさについて確認していきましょう。
土地に建築できる建物の大きさはその土地に適用される建ぺい率と容積率によって、ほぼ、ほぼ、決まってきます。
(その他、高さ制限等の影響あり。)

53坪の土地に建築できる建物の適用建ぺい率ごとの建築面積の上限値は以下の表のとおりになります。

※建築面積とは建物を真上から見た際の面積(水平投影面積)のことを言います。
通常の建物の場合、1階部分の面積と一致することになります。
※建ぺい率とは建築面積の敷地面積に対する割合のことを言います。
建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100%

建ぺい率建築面積の上限値
30%15.9坪≒52.562平米(㎡)
40%21.2坪≒70.083平米(㎡)
50%26.5坪≒87.603平米(㎡)
60%31.8坪≒105.124平米(㎡)
70%37.1坪≒122.645平米(㎡)
80%42.4坪≒140.165平米(㎡)
90%47.7坪≒157.686平米(㎡)
100%53坪≒175.207平米(㎡)

土地面積が53坪にもなると建ぺい率50%でも建築面積の上限値が87平米超となりますので、個人向け住宅の敷地としては十二分な広さであることがわかります。
土地の形にもよりますが駐車場を2~3台分を確保しつつも、そこそこの広さの庭もとれる、ゆとりのある面積ということができると思います。

あっこちゃんあっこちゃん

庭のある家って憧れる。
いいなあ。

53坪の土地での延床面積の上限値は?

53坪の土地に建築できる建物の適用容積率ごとの延床面積の上限値は以下の表のとおりです。

※延床面積とは建物の各階面積の総和のこと言います。
※容積率とは建物の延床面積の敷地面積に対する割合のことを言います。
容積率=延床面積÷敷地面積×100%

容積率延床面積の上限値
50%26.5坪≒87.603平米(㎡)
60%31.8坪≒105.124平米(㎡)
80%42.4坪≒140.165平米(㎡)
100%53坪≒175.207平米(㎡)
150%79.5坪≒262.81平米(㎡)
200%106坪≒350.414平米(㎡)
300%159坪≒525.621平米(㎡)
400%212坪≒700.827平米(㎡)
500%265坪≒876.034平米(㎡)
600%318坪≒1051.241平米(㎡)
700%371坪≒1226.448平米(㎡)
800%424坪≒1401.655平米(㎡)
1000%530坪≒1752.069平米(㎡)

容積率については、ほとんどの地域で100%はあると思いますが、その容積率100%の場合でさえ延床面積の上限値が175平米を超えていますので、個人の住宅の敷地とするのであれば、申し分ない広さであることは間違いありません。

容積率次第では賃貸マンションやビルのような規模の大きい建物も問題なく建築できることとなります。
最上階を自宅にし、下層階を賃貸マンションにするような建物を建てても、いいかもしれませんね。

まことくんまことくん

前面道路の幅員が12メートル未満の場所では都市計画によって指定された容積率と前面道路の幅員による容積率を比較して、より小さい方が、その土地に適用される容積率になるんだ。
ちなみに住居系の用途地域では前面道路の幅員による容積率は最小で160%だよ。
(前面道路の幅員4メートル×4/10×100%)

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あっこちゃんあっこちゃん

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