こんにちは、やっせです。
今回は44坪は何平米になるのかということについてお伝え致します。
44という数字、一般的には縁起が悪いように感じられるかもしれませんが、私、個人としては非常に好きな数字だったりします。
理由はプロ野球史上最強の助っ人外人、ランディ・バースの背番号だったからですね。
若い人たちはちょっと、わからないと思いますが、ほんと、めちゃくちゃスゴイ打者でした。
神様仏様バース様なんて言葉が全く大げさに感じないくらいに。
ああ、また、バースみたいな助っ人が来てくれたら阪神も久々に優勝できるのになあ。
・・・などという、おっさのノスタルジックな願いはさておき、そろそろ本題に入って参りましょう。
それではズバリ結論からです。
44坪は145.4548平米(㎡)です。
畳で言うと江戸間で94.12842畳、京間で79.74275畳の広さです。
1坪=約 3.30579 ㎡
江戸間:1畳=1.54528㎡
京間:1畳=1.82405㎡
※江戸間は主に関東で利用される畳の規格サイズ。
京間は主に関西で利用される畳の規格サイズ。
145平米って、なんだか急にすごく広そう。
実際、うちの家から比べれば、すごく、広いんですが。
以下、44坪の広さについて、さらに様々な角度から検討して参ります。
※44坪以外の坪数の平米数について知りたい方は、こちらの記事で紹介している坪・平米換算フォームをご利用下さい。
地味に面倒な坪・平米換算の計算を自動でやってくれます。
バースって、なんか聞いたことあるような気がする。
まあ、どうでもいいけど。
44坪の土地の間口と奥行の長さは?
44坪の土地が整形地であるとした場合の間口と奥行の長さの組み合わせパターンは以下のとおりです。
間口と奥行きの比率 | 間口(もしくは奥行) | 奥行(もしくは間口) |
---|---|---|
1:1 | 12.06m | 12.06m |
3:4 | 10.445m | 13.926m |
3:5 | 9.342m | 15.57m |
1:2 | 8.528m | 17.056m |
1:3 | 6.963m | 20.889m |
正方形となる間口と奥行の比率1:1のパターンでさえ、一辺あたりの長さが12メートル超。
やはり44坪ともなると間口と奥行の長さが、随分、長くなってきますね。
間口と奥行の比率1:3は、奥行ばかりが長くなりすぎて、ちょっと、使い勝手が悪いかも。
まあ、京都の中心部なんかでは、かなり、よく見る地形ではありますが。
なお、44坪の土地の実際の間口の長さから奥行の長さを計算したい場合には以下のフォームをご利用になって下さい。
間口もしくは奥行の長さを入力すると他辺の長さが自動的に計算されます。
(間口もしくは奥行の長さはメートル数で入力して下さい。)
こちらも地味に便利な計算フォーム。
是非、使ってみて。
44坪の土地での建物建築面積は?
土地に建築できる建物の大きさはその土地に適用される建ぺい率と容積率によって、ほぼ決まります。
44坪の土地に建築される建物の適用建ぺい率ごとの建築面積の上限は以下のとおりです。
※建ぺい率は以下の式で計算されます。
建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100%
※建築面積とは建物の壁等の中心線で囲まれた部分の水平投影面積(真上から見た時の面積)のことをいいます。
建ぺい率 | 建築面積の上限 |
---|---|
30% | 13.2坪≒43.636平米(㎡) |
40% | 17.6坪≒58.182平米(㎡) |
50% | 22坪≒72.727平米(㎡) |
60% | 26.4坪≒87.273平米(㎡) |
70% | 30.8坪≒101.818平米(㎡) |
80% | 35.2坪≒116.364平米(㎡) |
90% | 39.6坪≒130.909平米(㎡) |
100% | 44坪≒145.455平米(㎡) |
建ぺい率50%で、建築面積の上限が72平米以上になりますので、2階建て住宅の敷地とするのなら、十二分な広さであることがわかります。
さらに建ぺい率60%ともなれば通常規模の平屋住宅を建築することも十分、可能となります。
ちなみに角地で建物を建てる場合や防火地域内で耐火建築物を建てる場合については、建ぺい率の10%緩和があります。
たとえば都市計画上の建ぺい率が60%の地域内にある角地については建ぺい率が60%+10%=70%に引き上げられるということです。
そっか、角地は単に日当たりがいいだけじゃないんだね。
44坪の土地での建物延床面積は?
44坪の土地に建築される建物の適用容積率ごとの延床面積の上限は以下の表のとおりです。
※容積率は以下の式で計算されます。
容積率=延床面積÷敷地面積×100%
容積率 | 延床面積 |
---|---|
50% | 22坪≒72.727平米(㎡) |
60% | 26.4坪≒87.273平米(㎡) |
80% | 35.2坪≒116.364平米(㎡) |
100% | 44坪≒145.455平米(㎡) |
150% | 66坪≒218.182平米(㎡) |
200% | 88坪≒290.91平米(㎡) |
300% | 132坪≒436.364平米(㎡) |
400% | 176坪≒581.819平米(㎡) |
500% | 220坪≒727.274平米(㎡) |
600% | 264坪≒872.729平米(㎡) |
700% | 308坪≒1018.183平米(㎡) |
800% | 352坪≒1163.638平米(㎡) |
1000% | 440坪≒1454.548平米(㎡) |
容積率80%でさえ(一般論としてはレアケースです)、延床面積の上限が116平米オーバーとなるのですから、住宅用敷地とするのなら、申し分のない広さと言えるでしょう。
容積率が200%以上あれば、収益物件の建築なども十分、検討できそうです。
容積率は大きいに越したことはないんだけど、当然、周囲の建物の規模も大きくなるから、日当たりは悪くなりやすいの。
見落としがちなポイントだから気を付けて。
44坪の土地の価格を計算しよう!
44坪の土地について坪単価から土地価格を算定できる計算フォームを作成しました。
土地購入予算を計算する際などにご利用下さい。
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購入を検討している土地の価格の妥当性を判断する際などにご利用下さい。
価格判断は慎重に。
ちょっとの油断がとんでもない損害につながることもあるよ。